10㎡以上のガレージは要注意？バイクガレージがある家の施工例をご紹介！

こんにちは！仙台店の下舘です。

3月も終わろうとしています。春らしくなってきましたね。

でも寒暖差が激しいので体調には気をつけましょう。

仙台の桜の開花は、つぼみにはなっていますが4月に入ってからになりそうです。

さて４月といえば様々な物が値上げします。

外構資材もコンクリート製品やアルミ商品などが値上がりします。

大変な世の中になってきましたね。

はい、それでは今回は「バイクガレージがある家」をテーマに、外構施工事例です。

ガレージ建築にあたり、申請が必要な場合もあるため、完成までの流れを、ポイントも交えてご説明します！

施工前の現場調査時の様子です。

現地調査時は建物の基礎工事が終わった直後で、雑草が多く生い茂った状態でした。

プラン作成にあたり、お客様のご要望は

・建物周りの犬走り（コンクリート打ち）

・南面の駐車場（3台分）

・南西の庭部分を菜園スペースにしたい

・西側にバイクなどを置けるガレージの設置

上記のご要望に合わせて、何度か打ち合わせを重ねながら内容を詰めていきました。

建物の引き渡しが終わり、外構工事の着工スタートです。

今回設置したガレージについては、10㎡を超えるため「建築確認申請」が必要になります。

仙台店では、確認申請を必要とする工事も承っております。

ただ検査済証を受理するまで時間がかかるので、南面から先行することにしました。

まず、南面の駐車スペースには、車3台がゆとりを持って停められる広さを確保しました。

基礎周りはコンクリートを打設し、犬走りとして歩行しやすく、建物まわりのメンテナンス性も向上。
自転車の出し入れや雨の日の歩行にも配慮した安心の設計です。

南西側には、お客様のご要望に応じて広めの家庭菜園スペースを設けました。

土の上層部は一度すべて入れ替え、野菜やハーブの栽培に適した環境を整えています。

家族で土にふれ、季節の野菜を育てる時間は、暮らしをより豊かなものにしてくれますね。

お庭をぐるっと囲うように目隠しフェンスも設けました。

建物の雰囲気にも似合うナチュラルな「グローベン プラドフェンス」をセレクトしています。

確認申請が受理され、布基礎を作り終えたところです。

ガレージの建築確認申請について少しお話をしますが、4月から4号特例が廃止されます。

ヨドやイナバのガレージは、4号に分類されていましたが今回の改正により3号に分類されます。

今回の改正のポイントは、木造建築やリフォームにあたり確認申請の基準が厳しくなるという事です。

【4号特例】というのは、手続きを1級建築士が行う場合、構造計算などを省略してもよいという制度でした。

これからは、木造平屋建て200㎡を超えるものはすべて構造計算書と省エネ関連の図書の提出が必要になります。

ただし、ヨドやイナバのガレージ（鉄製）は3号に分類され特例も使えますので、従来と変わりありません。

また10㎡以下のものは、申請が不要となります。

はい、ガレージも完成です！

完了検査も無事に終わりました。

今回採用したヨドのガレージ『ラヴィージュⅢ』はオープンスペースを隣接しているので、使い勝手がとてもいいです。

外でなにか作業したいときに何かと便利だと思います。天気の良い日には愛車のメンテナンス、ちょっとしたDIYなど、アウトドア感覚で自由に使えるのが魅力です。

ガレージ周りは、防草シートを貼り化粧砂利を敷いて雑草対策をしました。

いかがだったでしょうか？

今回はバイクガレージがあるお家に関する施工事例をご紹介しました。

お客様のご希望に沿って設計から申請までサポートし、長く快適に使える空間をお届けしています。
外構工事やガレージについてのご相談は、ぜひガーデンプラス仙台店までお気軽にどうぞ！