ライティングマイスターが魅せるウッドデッキとLEDの光のコラボレーション

こんにちは、ガーデンプラス仙台の下舘です。

今、ライティングによる夜のシーンというものが注目されてきています。共働き世帯が当たり前となり、家族がお家に帰ってくる頃には日が暮れてからということも少なくありません。昼間は綺麗に見える木々も、夜になれば真っ暗で何も見えないということになると、せっかくのお庭も楽しめませんよね。

そこでライティングによって、夜間も美しくライトアップされたお庭の設計が注目されるようになりました。お庭を夜間も見て楽しむことができますし、何より明かりのついた家に帰るとほっとします。
ライティングはデザイン性や心理的な癒し効果のほかに、防犯性も高めてくれます。人感センサーや明るさセンサーによって自動的に照明をつけることができるので、帰宅時間やライフスタイルに合わせて柔軟に設計できるようになり、今後ますます注目される建物の要素となっていくことでしょう。

今回はライティングで夜のシーンにこだわった外構の施工事例をご紹介いたします。
まずは施工前のお写真をご覧ください。

新築のお住まいで、駐車スペースは舗装され、アプローチは砂利が敷設されています。ポストや玄関ポーチ、シンボルツリーなどエクステリアがあるものの、オープン外構なのでお庭が少し寂しい感じもしますね。

こちらが施工後のお写真です。メッシュフェンスによりセミクローズ外構になり、テラスまわりもウッドデッキを設置して楽しみが広がるお庭になりました。

ライトアップ後のお庭がこちらです。
お住まいの白い外壁に、シンボルツリーのシルエットが浮かび上がる美しいライトアップシーンを作り出すことが出来ました。

それでは設計ポイントごとにご紹介いたします。

正面から丸見えだった玄関アプローチですが、まずは正面に縦格子のスリットフェンスを設置して外からの直接的な視線を遮断。その分出入口の動線が横にずれるため、タイルポーチを大きく広げて入りやすさを補いました。

正面から見たお写真がこちらです。

道路との境界には化粧ブロックを積み、メッシュフェンスを設置。敷地を仕切ることでセミクローズ外構となり、意識面でも防犯性を高めてくれます。
ポストも駐車スペースから、道路側からとどちらからお帰りの際にも手に取りやすいように移設し、お庭の機能性を高めてあります。

駐車スペースから玄関までのアプローチは、古木を模した耐久性のあるコンクリート製ぺイブメントを配置しました。
このアプローチのライトアップした夜のお写真がこちらです。

植栽の足元に設置したガーデンアップライトが、お住まいの白い壁をキャンバスにシンボルツリーのシルエットを幻想的に浮かび上がらせてくれます。
門柱前にもアップライトを設置して、駐車場と玄関ポーチを結ぶ通路を優しく柔らかく照らしています。

お庭には広いウッドデッキを設置し、天然芝とコニファーで緑に囲まれた空間を作り出しました。ウッドデッキは段床タイプを使い、上り下りがしやすいほか、ベンチとして腰掛けるにもちょうどよい高さです。

こちらもライトアップ時のお写真をご覧ください。

段床部分を利用して光の演出をしてみました。使用したアイテムはタカショーのフレキシブルLEDという照明で、その名の通り柔らかいベルトにLEDが埋め込まれているような商品です。間接的な光が、見事にデッキを浮かび上がらせています。また安全面でもこうした小上がりの部分に照明を使うことで転倒やケガの防止につながります。ウッドデッキの他、アプローチ階段などにも使えそうですね。

いかがでしたでしょうか？LEDライトの登場で、省エネ・かつ火事の心配をすることなくお庭をライティングすることができるようになりました。省電力のLEDの明かりは、マイホームを素敵に演出してくれます。

ガーデンプラス仙台店には、ライティングマイスターが2名、ライティング施工マイスターが2名おります。
エクステリアのライティングにご興味がある方は、いつでも相談にいらしてください。