形状記憶を兼ね備えた人工芝!ユニオンビズの「メモリーターフ」の敷設工程をご紹介
ユニオンビズの「メモリーターフ」は、形状記憶を兼ね備えた質の高い人工芝です。今回はメモリーターフの敷設工程や長く使用するポイントをご紹介いたします!

こんにちは。ガーデンプラス三河安城店の藤田です。
今回ご紹介させていただくのは、リフォーム外構工事です。施工前は山砂が敷いてあるだけの庭で、雑草が生えてきて雑草対策に困られておりました。思い切って以前から欲しかったウッドデッキ・物置も一緒に取付ける工事となりました。ウッドデッキ・物置は専門の職人さんに工事をお願いして、今回は私が担当しました人工芝の敷設工事をご紹介いたします!
綺麗な仕上がりのために下地作業を念入りに
今回は人工芝メーカーの営業さんが一緒に施工をしてくれまして、弊社職人と私の3人で人工芝敷設工事をやらせていただきました。写真には写っていませんが、山砂整地を綺麗にしないと人工芝を貼った後ではどうにもなりません。とにかく念入りに平らになる様に木の板やコテを使って整地をしました。「小石等があると人工芝の上を裸足で歩いた時に小石の感触がそのまま伝わってしまう」との事で、全体が山砂だけになる様に心掛けました。
写真は整地が終わった後に敷く防草シートです。人工芝だから雑草が生えて来ない訳ではありません。山砂の上に防草シートを敷く事で雑草が生えて来ないようにするのです。
人工芝敷設スタート
弊社で取り扱っている人工芝は【ユニオンビズ】の「メモリーターフ」という商品となります。人工芝にもランクがありまして、ホームセンターで売っている安い物から、枯れた芝が混ざったところまで再現した本格的な物があります。メモリーターフは商品名から想像が付くと思いますが、【メモリー⇒記憶】形状記憶を兼ね備えたランクの高い商品です。通常の人工芝は最初のうちはそれなりの人工芝ですが、人が歩いたりするとだんだん芝が倒れてしまい、倒れた芝を戻そうとしてもなかなか元に戻らないのが現状です。その点形状記憶機能を備えた「メモリーターフ」は、芝が倒れても元に戻ろうとする力が働きます。
今回は巾2m×長さ10m巻(20平米分)を1本使ったのですが、1巻が50~60kgと非常に重たく、ギックリ腰になる所でした(笑) 現場の正確な寸法を測ってなるべくロスが無い様にするにはどうしたら良いのか?を考えて人工芝をカットしていきます。エアコンの室外機や新設したウッドデッキ・物置・立水栓等の設置物があり、綺麗にカットして納めました。一番厄介だったのが、何か所かあった排水用の桝です。こちらは人工芝を貼った後に失敗が許されない一発勝負で丸くカッターで切り抜かないといけません。こちらも慎重にやってクリアしました。
人工芝の連結部分の施工
こちらの写真は人工芝の繋ぎ目の施工です。エメラルドグリーンのテープを継ぎ目の下に敷いて、ピンで固定してその上に専用のボンドを塗布して人工芝と接着します。人工芝はほとんど隙間が無い様にカットしてあるのでボンドで接着してしまえばどこで繋いだのか分からなくなります。良く考えられている商品だと思いました。
メモリーターフはある程度年数が経過しても貼った時の芝の形状を保ってくれます。当然、太陽の当たり方等の気候条件で寿命が変わってきます。メーカーの耐久実験では、期間は長いですが5~10年位の耐久年数があるとされております。
例えば庭が南面で日当たりが強い所だと耐久年数はもう少し短くなるかもしれません。少しでも長くお使いいただく為にメーカーさんが言っていた事があります。それは
【直射日光は避ける事は出来ませんが、太陽光が掃き出しサッシ(人が出入り出来る大きな窓)に反射して直射日光と反射光の両方が人工芝に当たらない様にする事です。それを防ぐ為には掃き出しサッシの外側にすだれ等を付けて反射光が当たらない様にする事が大切です。】ということです。室内のカーテンを閉めても反射光は防げません。必ずサッシの外側にすだれ等を付けて太陽光がサッシに当たらない様にする事が大切です。毎日すだれをサッシの外側に付けるのはなかなか面倒だと思います。せめて夏の暑い時期だけでもこの作業をやっていただければ人工芝の寿命を少しでも延ばしてあげる事が出来ると思います。
人工芝敷設工事完了です!
別アングルから取った完了写真です。写真を見てもらうと分かりますが、継ぎ目の部分は強制的に芝を立たせております。先程も書いた通り人工芝は2m×10m巻となっているので強く巻いた力で最初は芝の目が倒れてしまっています。時間が経つにつれて芝の目が立ってきます。全体的に芝の目が立ってしまえば、強制的に立たせた芝の目と揃って継ぎ目もどこなのか分からなくなる位になります。施工直後の写真なのであまり綺麗に見えないかもしれませんが、時間が経てば見事な人工芝になる事でしょう。実際施主様からも芝の目が全体的に揃ってきたとのことで、非常に満足いただけました。
どのような人工芝でも共通している事ですが、最初の山砂の整地が非常に大切になって来ます。人工芝を敷いてしまってから直そうとすると、せっかく敷設した人工芝を剥がして下地をやり直さないといけないという最悪な事になりかねません。施主様がホームセンター等で人工芝を購入して自分で施工する事も充分可能だと思いますが、山砂の整地(下地工事)だけはしっかりやる事をお勧めいたします。長々と書いてしまいましたが最後までお読みいただいた方には感謝しかありません。今後ともよろしくお願いいたします。

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お庭に関する事なら、ガーデンプラスへお任せください。ガーデンプラスは、全国で外構工事を手掛けるガーデンメーカーです。店舗でのご相談はもちろん、フォームやお電話からのお問い合わせも承っております。
記事に関してのご質問は、外構のプロスタッフがお答えいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。外構専門業者ならではのしっかりした人工芝を敷かせていただきますので、ローメンテナンスなお庭にしたい方はぜひご相談ください。
ガーデンプラス三河安城
店長・ガーデンプランナー
藤田伸往
地域密着で、お客様に寄り添ったご提案をいたします。
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