敷地の形状に合わせたアプローチと広い駐車スペースの新築外構

皆さんこんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回ご紹介する施工事例は、分譲地の中に新築された外構計画ですが、道路が東側から北側方向に直角に曲がっている隅切り部分に敷地が接地しているため、建物は南側に日当たりの良い庭の確保を前提として、東側に玄関とアプローチ、駐車場を配置することになりました。

敷地が比較的広いため、アプローチ動線を道路より玄関まで取りました。また1m巾のアプローチを建物と挟む形で、玄関正面に2台が並列できる駐車場がレイアウトできました。アプローチは、駐車場と区別する目的で、コンクリート表層のセメントを取り除く洗出し仕上げとしました。滑りにくさも加わり、雨の日も安全です。

駐車場の範囲は最大に取りたいとのご希望もあり、南側敷地に物置設置予定のスペースを確保して、全体をコンクリート仕上げとしました。アプローチを含めると100m²に近い広さになり、車5～6台納まる形になりました。

カーポートは、玄関正面付近から奥側にかけて、並列2台立て連棟の4台用です。製品はYKKAP「アリュースツイン600タイプ J51・51-51（奥行10,064mm、巾5,097mm）」、屋根材は熱線遮断ポリカーボネートです。車に乗り降りするときは、巾1mのアプローチから玄関ポーチへ直接入れるため、とても便利な配置となりました。

玄関ポーチ横には、手作りの門柱を施工しました。ブロックを下地として積み上げた上にモルタル処理を行い、塗装で仕上げています。凹凸のある自然石を一部アクセントとして貼りましたので、面が引き締まりました。ポスト、表札も合わせて取り付けています。

南側のお庭にはウッドデッキを施工しました。製品はYKKAP「リウッドデッキ200 Tタイプ」、間口1.5間・出幅5尺（（幅2651mm×奥行1520mm）という広さで、独立式リウッドステップ2型を側面に添えています。デッキ材の色はセピアグレーを選択いただきました。淡いグレー色で、同じグレーの建物との統一感も感じられます。束柱のカームブラック色とコントラストがとても良いです。

敷地沿いの塀は、駐車スペースの間口以外、東西南北方向の4面施工しました。南側から西側の一部までは、プライバシーを守るために目隠しとして利用できる製品を希望されましたので、リクシルの「フェンスAB YS3型（ブラック） 」を採用しました。

その他の外周フェンスは、YKKAP「イーネットフェンス3F型 （カームブラック色）」です。コストパフォーマンスに優れた商品になります。

その他の工事として、広い面積のため雑草対策が必要とのご希望をいただき、駐車スペースやアプローチ以外の敷地は全て防草シートを施工し、砂利敷を行いました。

広さは約100m²となりコストはかかりましたが、除草手間が大きく省かれて、とてもご安心いただけました。

以上、施工事例をご紹介しました。皆さんもご参考にされてみてはいかがでしょうか。