運動能力が高くアクティブなボーダー・コリー!お庭での遊び方を紹介
スタミナ豊富で運動欲求が高いボーダー・コリーと、一緒にお庭遊びを楽しみませんか?

丸い瞳の優しい顔立ちが特徴的で、中型犬のなかでも人気の高いボーダー・コリー。血統書を発行しているジャパンケネルクラブによると、2022年には3,277頭が登録されており、日本で18番目に多く飼われている犬種です。(≫2022年 犬種別犬籍登録頭数)
体高53cm・体重14kg〜20kgくらいが目安の中型犬で、ボーダー・コリーと一緒に暮らしている、またはこれから迎え入れる予定という場合も、まずは室内環境を整えている飼い主さんが多いのではないでしょうか。
一方で、ボーダー・コリーは多くの運動量を必要とするため、ときには屋外で思い切り遊ぶことが、ストレス解消や健康維持にも繋がります。ボーダー・コリーが安心して遊べるお庭づくりが、お家をより一層楽しい空間にしてくれるでしょう。
そこでこの記事では、ボーダー・コリーの特徴を踏まえて、お庭で楽しめる遊びを中心にご紹介していきます。
知能が高い犬として知られるボーダー・コリー
バランスのとれた体つきをしているボーダー・コリー。可愛らしい表情で多くの人を魅了するわんちゃんです。
ボーダー・コリーは、8世紀後半から11世紀にかけてスカンジナビア半島などで活動したバイキングが、イギリスに持ち込んだトナカイ用の牧畜犬がルーツだといわれています。こうした背景もあり、ジャパンケネルクラブでは、家畜の群れを誘導・保護する「牧羊犬・牧畜犬」にボーダー・コリーを分類しているのです。
そんなボーダー・コリーは聡明さが大きな特徴で、「全犬種のなかで最も知能が高い」というブリティッシュコロンビア大学の研究報告もあります。また、牧羊犬・牧畜犬ならではの責任感の強さがあり、飼い主さんに対して従順な性格をしているのです。
ただし、賢いがゆえに飼い主さんが望んでいないいたずらなどを覚えてしまうことも。子犬期からしっかりとしつけに取り組み、強い信頼関係を構築していくことが大切です。
お庭遊びで運動欲求を満たしてあげる!
ボーダー・コリーは、優れた運動能力をもち、スタミナ豊富で作業意欲も非常に高い犬種です。アジリティやディスクドッグ競技などのドッグスポーツにおいても、多くのボーダー・コリーが活躍しています。
毎日十分に運動させてあげることが重要で、成犬期の散歩は一日二回各一時間が目安です。運動量が足りないと、肥満になったり、ストレスで問題行動を起こすようになったりもします。散歩に加えて、遊びや運動も楽しめる環境を用意してあげましょう。
では、ボーダー・コリーと一緒に楽しめるお庭遊びをご紹介します。ボーダー・コリーと暮らすうえでは、頭と体の両方を使うお庭遊びをとり入れるのがおすすめです。飼い主さんと一緒に遊ぶことが大好きなので、お庭遊びも楽しんでくれるでしょう。
ボーダー・コリーと一緒に楽しめるお庭遊び
・ボール遊び
定番のボール遊びもおすすめです。フェンス設置など脱走防止対策を徹底していれば、ボール一つで楽しく遊ぶことができます。
ボールは、誤飲の危険がある小さなサイズではなく、愛犬がくわえられる以上のサイズを選びましょう。また、わんちゃんにボールを与えて後は自由に遊ばせる、という遊び方をすると、誤飲や怪我の危険があります。愛犬に寂しい思いをさせないためにも、「よくできたね」とコミュニケーションを取りながらボール遊びを楽しみましょう。
・プール遊び
お子様用のプールならお庭やウッドデッキに手軽に設置することができます。
大きいプールほどダイナミックに遊ぶことができますが、泳ぎ回れるような広さ・深さがなくても水遊びを十分に楽しめます。ボールなどのおもちゃをプールに浮かべたり、ホースや水鉄砲を使ったりすれば、愛犬とたっぷりコミュニケーションを取れますよ!
プール遊びはこちらの記事を参考にしてください。
→愛犬とお庭でプール遊びを楽しもう!必要な準備や注意点とは?
・ノーズワーク
頭を使う遊びを好むボーダー・コリーには、ノーズワークというゲームもぴったりです。これは嗅覚を使ったゲームで、ドッグスポーツとして世界的な人気があり、子犬からシニア犬まで無理なく楽しむことができます。
似ているゲームとして、犬が興味をもつ匂いを探してもらう「おやつ探し」などがありますが、ノーズワークは、本来犬が興味をもたないユーカリやローリエといったアロマ臭が付いた布などを見つけてもらうゲームです。見つけられたらご褒美のおやつをあげるなどして、愛犬に「ノーズワークは楽しい!」と思ってもらうことが大切となります。
室内でも楽しむことができるノーズワークは、お庭で行なうことで、日光を浴び、土や空気の匂いも楽しみ、室内よりも広く動き回れるなど、犬がもつ欲求をより満たすことに繋がるのです。ノーズワークはハードルが高いかも、と思われる飼い主さんは、まずはおやつ探しをお庭で楽しんでみてはいかがでしょうか。
・自宅ドッグラン
ボーダー・コリーは運動好きな犬種のため、「トレーニングを一緒に楽しみたい」という方の期待にも応えてくれるわんちゃんです。ときには存分に外を走り回らせてあげましょう。
公園のドッグランなどに行くのも良いですが、自宅ドッグランを設置することで、より手軽に愛犬に運動させてあげられます。ハードルやトンネルといったアジリティグッズを設置したり、フライングディスクを使って遊んだりするのもおすすめです。
まとめ
賢くて運動好きなボーダー・コリーとの暮らしでは、しつけやトレーニングを一緒に楽しんでいきましょう。室内だけでなくお庭でも遊べるようになれば、わんちゃんはこれまで以上に楽しく過ごせるのではないでしょうか。お庭で楽しく遊んだ日は、散歩時間を少し減らしてあげるなど工夫しましょう。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。ガーデニングも楽しみつつ、愛犬とも遊べるお庭づくりをお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。
この記事の監修者:DogHuugy
お泊り予約サイト「DogHuggy」や犬とのライフスタイルマガジン
「DogHuggy Magazine」の運営を担当する犬のプロが記事監修を行っています。
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