犬がいる家の天然芝・人工芝のメンテナンス方法を紹介!
基本的なメンテナンス方法をはじめ、犬がおしっこやフンをした場合にはどう対処したら良いのかなどを解説します。

天然芝と人工芝は、愛犬のためのお庭づくりにぴったりの舗装材です。しかし、「犬がいる家の天然芝や人工芝は、どういったメンテナンスが必要なの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、犬がいるご家庭における天然芝・人工芝のメンテナンス方法をご紹介します。
天然芝や人工芝は犬にとっても快適
舗装材をお庭づくりに取り入れることによって、犬の足腰への負担を軽くしてあげたり、体への汚れの付着を減らしたりできます。なかでも天然芝や人工芝はクッション性が高く、わんちゃんが気持ち良く動き回れるためおすすめです。
天然芝は手触りや質感が良く、爪や肉球を痛める心配も少ないうえに、真夏でも足元が熱くなりにくいというメリットがあります。
一方、人工芝はポリエチレンやポリプロピレンなどの人工素材で天然の芝生をリアルに再現した物です。犬の足腰への負担を軽減でき、雨が降った後でも体に泥がつきません。また、ノミや蚊などの害虫が付きにくいため、犬が寝転んで遊ぶ場合にも適した舗装材です。
きれい・快適・安全のためにメンテナンスが必要
「天然芝や人工芝でお庭づくりがしたい」という際に気になるのがメンテナンスです。愛犬をお庭で伸び伸び遊ばせたいという場合、おしっこやフンの心配もありますよね。
実際、おしっこで天然芝が枯れてしまうことがあり、天然芝・人工芝ともにおしっこやフンによる臭いの問題も気になるところです。
また、徐々に芝生が寝てくるとグリップ力が低下し、⽝の⾜腰に負担がかかりやすくなる場合があります。きれいな芝生で安全に愛犬を遊ばせてあげるには、メンテナンスが欠かせません。
天然芝のメンテナンス方法
天然芝はポイントをおさえれば、多くの手間をかけずに美しい芝生のお庭づくりが可能です。逆にメンテナンスができていないと、見た目がきれいにならないだけでなく、ノミなどの害虫が発生しやすくなり、犬にとって良い環境とはなりません。
基本的なメンテナンスとしては、水やりです。冬は芝生が休眠期に入りますので必要ありませんが、夏場はやはり毎日の水やりが欠かせません。
また春から夏にかけての生長期は、月に数回程度芝刈りを行なうときれいに見えます。芝生は刈りこむことで目が詰まり、青々と美しい仕上がりになりますよ。また、夏場には毎日水やりが必要です。
天然芝の基本的なメンテナンス方法は、こちらの記事をご参照ください。
→初めての方への天然芝お手入れ方法をご紹介!芝生のあるおしゃれなお庭づくりに挑戦しよう
犬がいるご家庭では、おしっこによって天然芝が枯れてしまうことがあります。対策として、おしっこの直後は部分的にたっぷりと水をかけてください。ただし、おしっこの量や日々の蓄積によって、水をかけても天然芝が枯れたり、栄養の摂り過ぎで色が変わったりすることが考えられます。また、おしっこは臭いの原因にもなるため、対策としてわんちゃん専用のトイレスペースを作ってみてはいかがでしょうか。
屋外の犬用トイレの作り方は、こちらの記事をご参照ください。
→お庭での犬のおしっこ対策!トイレスペースを作って臭い問題を解消しよう
また、土を掘るのが大好きな犬の場合、天然芝を掘り返してしまうことがあります。こちらは、掘っても大丈夫な砂場を作ることなどで対策可能です。
穴掘りスペースの作り方は、こちらの記事をご参照ください。
→犬が穴掘りをする理由は?お庭での注意点や対策もご紹介
人工芝のメンテナンス方法
人工芝は、水やりや芝刈りはもちろん不要です。施工の際に防草シートを敷きこめば、下から雑草が生えるのも防げます。
具体的なメンテナンス方法としては、芝が寝てきたらほうきなどを使って起こしてあげましょう。また、落ち葉やゴミが溜まらないように、こまめにほうきや掃除機できれいにします。
犬がおしっこをした場合には、まずホースなどで人工芝を洗い流します。この時下地がうまく作られていないと大量に水をかけたことによってぬかるみが出来てしまうので、防草シートを敷いていなかったり、整地がうまくできていない場合は、濡れた雑巾やモップを使って人工芝を拭いてください。フンをした場合は、フンを回収してから同様の方法で水拭きします。その後さらに水をかけてきれいにしましょう。
天然芝と同様に、お庭でおしっこをさせ続けていると臭いが発生します。きれいなお庭をより長く保つために、わんちゃん専用のトイレスペースを作ることがおすすめです。
そのほか、人工芝に付着した犬の毛や落ち葉をこまめに掃除しましょう。昔ながらの竹ぼうきは芝生の上のゴミを集めるのに便利なのですが、実は人工芝なら掃除機を使うこともできます。
まとめ
お庭はお住まいの一部でもあり、お掃除のしやすさやメンテナンス性の良さも重要なポイントです。天然芝は導入コストが安く、やはりお庭らしい景色を作ることができますが、刈込などのメンテナンスの手間を考慮すると、人工芝のほうが管理しやすいと感じられる方もいるでしょう。
舗装材を天然芝と人工芝のどちらにするかお悩みの場合は、愛犬との暮らしや、どれくらいお手入れに時間をかけられるかを思い浮かべてみてください。

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この記事の監修者:DogHuugy
お泊り予約サイト「DogHuggy」や犬とのライフスタイルマガジン
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