機能門柱と造作門柱の違いとおすすめ門柱7選
お住まいの顔になる門柱にも、機能門柱と造作門柱の2種類があります。それぞれのメリットやデメリット、おすすめのデザインをご紹介いたします!

こんにちは、ガーデンプラスの中川です。
今回はよくお問合せいただく、「機能門柱」と「造作門柱」の違いについてご紹介します。これから門柱を付けたい方や、門まわりのリフォームをご検討されている方はぜひご一読ください。
機能門柱とは
「機能門柱」とは既製の部品を現場で組み立てて完成させるエクステリアです。各メーカーから、本体(柱部分)のほかに組み合わせるポスト・表札・門灯などがラインナップされており、カラーとパーツをカタログ等から選んで注文することができます。
機能門柱のメリットは、既製品の組み合わせなので「コストが安いこと」、「納期がかからないこと」です。デメリットはバリエーションが限られることですが、各メーカーから様々なタイプが展開されているため、最近は個性的な機能門柱も増えました。合わせて価格帯も幅広くなってきましたので、一概に「機能門柱の方が安いです!」とは言えなくなってきています。色々なメーカーさんのカタログをご覧になってくださいね。
こんな方におすすめ
・スリムでシンプルな門柱がいい
・外構費用を抑えたい
・カタログから選んで決めたい
・フェンスやカーポートと揃えたデザインにしたい
造作門柱とは
「造作門柱」とはコンクリートブロックなどで躯体(下地)を作り、塗装やタイルで仕上げる門柱です。ポストや表札、門灯などはメーカーにこだわらずに自由に組み合わせることができますし、幅や高さ、形も自由なオーダーメイド品です。
造作門柱のメリットは「自由度の高さ」と、「デザイン性」です。間口や敷地の大きなお家は、門柱も大きく重厚に作る方が、建物とのバランスが取れます。また建売住宅でも、門柱やアプローチなどファサードを作り込むと、家を「高見え」させることもできますね。
デメリットは、簡単なものでも25万くらいからと、施工費用が高めになること。材料だけでなく工程も多いため、納期がかかります。また自由度の高さゆえに、プランナーとの打ち合わせが重要になります。SNSなどで好きなデザインの門柱写真を集めておくと、相談時間を短縮できるかも知れません。
こんな方におすすめ
・敷地や建物が大きい
・高級感のある門まわりにしたい
・他では見ないデザインにしたい
予算ごとに出来る門柱をもっと知りたい方はこちらの動画もおすすめです!
≫予算いくらで理想の門柱が出来るか分かる!費用別外構門柱プラン【20万円からの門柱工事】(YouTube)
それでは、ガーデンプラスおすすめの門柱をご紹介します。
機能門柱① 木目調カラーもラインナップ 「LIXIL アクシィ2型」
サイズも出来るだけ小さく!コストもかけたくない!という方におすすめなのが「アクシィ2型」。「アクシィ1型」はシンプルイズベストの角柱タイプですが、こちらの2型は2本の足が表札やポストを挟むデザインで、幅を取らずにモダンな雰囲気を出すことができます。またコンパクトなアイテムながら、木目調カラーを選べるところも嬉しいポイントです。
機能門柱② 宅配ボックスが付いた「LIXILスマート宅配ポスト」
共働き世帯の強い味方が宅配ボックスですね。大きなものなので、サイズバランスが気になるところ。そこでおすすめしたいのは、こちらの「LIXIL スマート宅配ポスト」です。ポストと宅配ボックスが一体化したデザインですが、ボリュームが最小限に抑えられています。ボックスの上部についているパネルには表札やインターホンを設置できますし、表札灯やフットライトを組み合わせることも可能です。またカラーバリエーションも多く、フレーム色とボックス色のツートンカラーが楽しめます。
機能門柱③ 頼りがいのある存在感!「YKKAP ルシアスウォール」
機能門柱はシンプルで小さなものだけではありません。発売以来、大人気なのがこちらの「YKKAP ルシアスウォール」。幅広タイプのアルミ製機能門柱で、木目調カラーの展開もあります。これだけ幅がありますので、存在感も十分ですし、表札やポスト、門灯と一通りのものを組み合わせることができますし、最近では宅配ボックスの組み合わせも増えました。カラーバリエーションだけでなくデザインバリエーションもかなり多く、機能門柱ながら造作門柱に匹敵するアイテムといえるでしょう。
機能門柱④ 他のエクステリアと統一感のあるデザイン
機能門柱のメリットが、フェンスやカーポートなど他のエクステリアと組み合わせることができる点です。こちらのお庭ではカーポート・角柱はLIXIL製品、機能門柱・門扉はYKKAP製品を組み合わせていますが、すべてシルバー系なので統一感のあるファサードになりました。機能門柱自体はとてもシンプルですが、門扉と角柱の間にぴったり納まって、一体化しているように見えますよね。
動画でもおすすめの機能門柱をご紹介しています。ぜひ参考になさってください。
造作門柱① 塗装門柱(塗り壁門柱)
塗装門柱は、コンクリートブロックで躯体を作り、職人が色味を調整した塗料を使って仕上げます。特に幅が広い造作門柱は、塗装だけだと平坦な印象が強くなるので、笠木(門柱の天面につける雨除けパーツ)を付けたり、上の写真のような石材やタイルを使ったアクセントラインを入れるとデザイン性がアップします。
造作門柱② タイル貼り門柱
塗装門柱と同じように躯体を作ったあと、タイルを貼って仕上げます。タイルといえば小さな無地のものが一般的でしたが、最近では石調、木目調など様々なデザインを再現することができるようになり、30cm角や60cm×30cmのような大判サイズになると特に高級感をプラスする事ができるので人気です。タイルとよく似ていますが、天然石を加工した石材タイプもあり、バリエーションに事欠きません。
タイル門柱のバリエーションをもっと見てみたい方は、こちらの動画もおすすめですよ!
造作門柱③ 枕木門柱
造作門柱の中には、枕木や角柱、化粧ブロックを使ったものも含まれます。こちらのお庭では、芝生のアプローチに合わせてナチュラルな枕木風門柱を施工しました。ヴィンテージ感のある枕木パーツですが、実はコンクリート製。腐食や白アリ被害の心配もないので、木造住宅のお庭に設置しても安心です。また内側には電線を通すことができるように加工されているので、門灯を取り付けても配線がすっきりします。ナチュラルテイストにお庭にぴったりの門まわりですね。
いかがでしたでしょうか?
予算や設置場所などの制限はあると思いますが、門柱は住む方だけでなくお客様の目にも触れるところなので、少し費用や時間をかけて、機能性・デザイン性共に納得できるものを探してみてくださいね。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。YouTube動画では、ガーデンプランナーが詳しく、門まわりの予算やプランをご紹介していますのでぜひご覧になってください。
ガーデンプラス本部
Web担当
中川知春
お客様の目線に立って、お庭の楽しみ方や情報をお伝えしていきたいと思います。