犬が脱走するのはなぜ?室内飼いでも起こる脱走のリスクと対策方法をご紹介
習性や運動不足といった原因で、あらゆる犬に脱走する可能性が…あるのです。

こんにちは。突然ですが、わんちゃんの脱走対策はしていますか?
「うちの子は部屋でしか遊ばせていないから」「逃げてもすぐに捕まえられるから」と、のんびり構えていてはいけませんよ。
犬の脱走は突然起こるものであり、全ての飼い主さんがリスクを把握し、対策しておかなくてはいけません。そこで、「そもそもなぜ犬は家から脱走するのか」を知っておくと、対策もしやすくなります。
この記事では、犬がご自宅から脱走するケースやその理由、そして脱走を防ぐためのお庭のフェンス設置のポイントなどをご紹介します。「うちの愛犬も脱走する可能性があるのかな?」と疑問に思われている飼い主さんはぜひご参考ください。
習性・運動不足・好奇心など、脱走の理由は様々
犬が脱走する理由の一つは、「習性」によるもの。狩猟のパートナーとして活躍していたルーツをもつ犬種も多く、獲物を見つけたら追い立てるという習性が強いわんちゃんもいます。お庭で遊んでいる際に、視線の先に何か動く物を見つけたら、夢中になって走り出してしまうことがあるのです。その他の習性として、オス犬がメス犬の匂いにつられて、追いかけるために脱走することもあります。
また、「運動不足でストレスが溜まっている」ために、脱走を試みることも。室内にいる時間が長く、散歩ではエネルギーを発散しきれていない場合などは、自由に動き回りたくて脱走してしまうこともあるのです。
脱走は室内飼いでも起こるもの
普段室内で過ごしているわんちゃんが脱走するケースも少なくありません。例えば、宅配物の受け取りで玄関を開けた際や、車に乗せようとした際などに、ご自宅の敷地外へ脱走してしまうことがあるのです。
さらに、雷などの「大きな音にびっくりして」脱走することもあります。その他、外に出られるだろうか、フェンスを飛び越えられるだろうか、隙間を抜けられるだろうかといった「単なる好奇心」から脱走するわんちゃんもいるのです。
このように、ご自宅の居心地が良かったり、飼い主さんと絆があったりしても、犬は脱走を試みる可能性があります。「うちの愛犬も脱走するかもしれない」といったリスクを把握しておきましょう。脱走が起こった場合、交通事故に遭う危険や、近隣住民に噛み付くなど危害を与えることも考えられます。犬と人の安全を守るためにも脱走対策は必須です。
お庭よりも外に出ないように脱走対策することが大切
脱走は「しつけで止めさせる」という考え方をするよりも、「脱走のリスクを減らす」環境を作ることが大切です。万が一室内から出てしまっても、敷地外へ出ることがなければ、愛犬の安全を守ることができます。
犬との暮らしでは、ご自宅の敷地を囲うように、脱走の危険がある場所にフェンスを設置することが重要です。
フェンスは、主に隣地との境界を示すエクステリアで、スタンダードなメッシュフェンスやプライバシーを守る目隠しフェンスなど、様々な種類・デザインの商品があります。さらに、愛犬との暮らしにおいては、ご自宅の敷地外への脱走を防ぐという重要な役割も果たします。フェンスの設置において大切なのは、愛犬が飛び越えたり、すり抜けたりできないように対策すること。高さが十分ではない、隙間が広い、といったフェンスの場合、犬の脱走を止められない可能性があるのです。
その他にも、臆病なわんちゃんがいる場合は、お庭からは外が見えない目隠しタイプのフェンスにするなど、犬の脱走に繋がるリスクを取り除いていきましょう。
こちらのお住まいでは元々お庭の周りに生垣を作られていましたが、わんちゃんがすり抜けられる隙間があったため、外側にメッシュフェンスを施工しました。お庭につながる犬走り側にも門扉も取り付けたので、安心してお庭をドッグランとしてご利用いただけます。
先ほどと同じお庭ですが、実は道路側に設けたフェンスは、目隠しタイプにしました。知らない人や大きなお車が通っても、わんちゃんも安心ですね。
脱走対策の具体的な方法はこちらの記事を参考にしてください。
また、「愛犬の運動量が足りていないかも…」「もしかしたらストレスを発散できていないかも…」と感じられる場合には、日々のお散歩に加えて、お庭遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか。お庭で一緒に遊ぶメリットは多く、わんちゃんとの絆を深めることにも繋がります。
小型犬ならデッキフェンス付きのウッドデッキを小型のドッグランとして利用するのもおすすめ。お部屋の延長として気軽にお庭に出ることができ、段差がないのでシニア犬や小型犬にも体の負担が少ないです。デッキフェンスやデッキ門扉といったオプションでクローズ空間にすることができますよ。
愛犬と過ごすお庭についてはこちらの記事を参考にしてください。
→犬を庭で遊ばせるメリットとは?愛犬と楽しむお庭づくりのポイントも紹介
まとめ
どのような犬も脱走する可能性があることを知り、室内から外へ簡単に出られないよう玄関前に門扉を設置したり、お庭から敷地外へ出ないように高さのあるフェンスを設置したりと、ご自宅における脱走対策を施しておきましょう。
犬も飼い主さんも安心して暮らせる環境を作り、わんちゃんと過ごす時間を存分に楽しんでほしいと思います。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。ガーデニングも楽しみつつ、愛犬とも遊べるお庭づくりをお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。
この記事の監修者:DogHuugy
お泊り予約サイト「DogHuggy」や犬とのライフスタイルマガジン
「DogHuggy Magazine」の運営を担当する犬のプロが記事監修を行っています。
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