ウッドデッキ下地の施工方法を徹底比較!床下のお手入れが楽になります
ウッドデッキの設置において下地の施工はとても重要。今回は目的やタイプ別の下地施工方法を徹底解説していきます!

こんにちは!ガーデンプラスの中谷です。
今回はエクステリアの中でも人気の高いウッドデッキの設置とセットで工事を行って欲しい、デッキ下の施工方法についてご紹介していきます。最近では業者に工事を依頼せずにDIYでウッドデッキを設置される方も増えていますが、ウッドデッキを設置する際に忘れてはいけないのがデッキ下の施工。設置時にはあまり気にならない場所ですが、土のままにしておくと日が経つとともにデッキの下から雑草が生えてきてしまいます。さらに意外と多いのが、「ウッドデッキ下に野生動物が棲みついてしまって困っているので何とかして欲しい」というご依頼。こちらに関してはお住まいの地域にもよると思いますが、あらかじめ対策しておくことで解消できますよ。
そこで今回はやっておくと後が楽になる、ウッドデッキ下の施工方法についてご紹介させていただきます。
防草シートと砂利敷き
ガーデンプラスでも一番施工数が多く、コストも抑えられるのが防草シートとセットにした砂利敷きです。ただの砂利敷きですと下の土から養分をもらった雑草が生えてきてしまうので、遮光効果の高い防草シートとセットでの施工がおすすめ。シンプルな見た目のためデッキまわりのデザインも邪魔せず、コンパクトサイズのウッドデッキなら数千円で施工が出来ますよ。
土間コンクリート
雑草の生えにくさやメンテナンス性でいえば、土間コンクリートがおすすめです。
先ほどご紹介した防草シートと砂利敷きのセットでももちろん雑草は生えにくくなりますが、風に乗って運ばれた砂が砂利の隙間に入ったり防草シートに隙間が出来ることで、雑草が生えてきてしまうことがあります。その点土間コンクリートは土を完全に覆ってしまいますので、雑草の生えにくさでいえばナンバー1。そして落ち葉やゴミがウッドデッキの下に入ってしまった時も、柄の長いほうきを使えば簡単にきれいになり、ガーデニング用の土などちょっとした物の置き場としても重宝します。費用としても、1㎡あたり1万円前後。ただ、他にコンクリートの施工箇所が無い場合は割増しになりますので、あくまで目安の金額と思ってくださいね。
デッキ下の隙間をなくす
こちらのお宅のように掃き出し窓とお庭の高低差が少なければ、段床タイプのウッドデッキを使ってデッキ下の隙間をなくしてしまうという方法もおすすめです。ウッドデッキの床面が日光を遮断してくれますので、デッキ下は砂利敷きのみにしました。デッキ下に空間がないので、雑草が生えてくるということもありません。ステージのような存在感のあるデザインも素敵ですね。
野生動物の侵入を防ぐメッシュ囲い
ここからは野生の小動物の侵入防止アイテムをご紹介していきます。
まずはこちらの床下メッシュ囲い。あらかじめ囲っておけば野生動物が棲みついてしまう心配もありません。お庭で遊ぶお子さまがボールをデッキ下に入れてしまうと取るのが大変なのですが、遊具がデッキ下に潜りこんでしまうのも防止出来ます。風通しをキープしますので、カビが生えてしまう心配もありませんね。
床下囲い
そしてもう一つ、野生動物の侵入を防ぐなら床下囲いタイプがおすすめです。
幕板という木目の板でまわりを囲うことでウッドデッキの下の空間を外から見えなくして、野生動物の侵入を防ぎます。一般的な側面から束柱の見えるウッドデッキとはデザイン性も一味違い、重厚感のある仕上がりになりますよ。
いかがでしたか?
改めて見直されているおうち時間の過ごし方ですが、出来るだけメンテナンスには手間や時間をかけずに快適に過ごしたいですよね。デッキ下の施工は後からでも出来ますが、デッキを外すなどの手間がかかる分、費用も大きくなります。住んでみてから後悔しないために、ウッドデッキ設置の際はデッキ下の施工もセットで行うようにしましょう。
ガーデンプラスのHPでは、ウッドデッキの施工例も多数ご紹介しています。そちらもぜひ覗いてみてくださいね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。費用を抑えたいなら砂利敷き、デッキ下をちょっとした収納場所としても活用するならコンクリートがおすすめですよ。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
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