小型・中型犬のいるお庭や玄関に!ドッグポール・リードフックの活用方法と選び方
お庭にドッグポール、玄関先にリードフックといったアイテムがあると、愛犬との暮らしに便利です。

フェンスや門扉のないオープン外構のお庭でも、愛犬を遊ばせたいと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか?しかし囲いのないお庭では、基本的にわんちゃんにリードをつけていないと心配ですよね。ただ、「ずっとリードを持っていると愛犬が動きにくそう」「ノーリードにできれば良いけれど、フェンス設置は難しい」など困っている方も少なくないと思います。
そこでご紹介したいのが「ドッグポール」や「リードフック」です。ドッグカフェや動物病院などで見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?最近ではエクステリアメーカー各社も製造していて、ご自宅のお庭にももちろん取り付けられます。あると便利なドッグポール・リードフックの活用方法と、選ぶ際のポイントについてご紹介します。
リードを繋いでおけるドッグポール
ドッグポールは、犬のリードを繋いでおくことができる柱状のアイテムです。リードをかけておけるフックが取り付けられていて、リードの長さを調整すれば、犬の行動範囲を広げたり狭めたりすることも自由自在に。ドッグアンカーという言い方をすることもあります。
ドッグポールという名称の通り、お庭に高さ1mほどのポールを立てる商品もあれば、リードを繋ぐ輪っかだけが地面から出るという商品もあります。
こちらはニッコーエクステリアの「ペットステイポール」です。フックが上下2つついていて、ポップなデザインが可愛いですね!
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ドッグポールのタイプは主に三種類。一つはお庭などの地中への「埋め込みタイプ」で、犬が動き回っても簡単には抜けないようになっています。DIYで直接土中埋設もできますが、フェンスの柱のようにモルタルで基礎を作ってがっちり固定するのがおすすめです。二つ目が、「アンカー止めタイプ」で、こちらは物置のようにドッグポールと地面をアンカーで接続して固定します。既にコンクリート等で舗装された駐車スペースやアプローチにも取り付けられますね。三つ目は、ガーデン用パラソルなどで見かける、ドッグポール自体が非常に重く、地面に打ち込む必要のない「重りタイプ」です。場所を移動させることもできますし、ウッドデッキやタイルデッキの上など傷を付けたくないところにも使えます。
フェンスがなくてもお庭で自由に過ごせる
例えば、天気が良い日に愛犬をお庭に出してあげたいという際、ドッグポールがあればリードを繋ぐだけ。道路などの敷地外に犬が出てしまわないようリードの長さを調整すれば、犬は自由にお庭で遊ぶことができます。
また、犬を苦手とするお客様がご自宅に来た際に、お庭にドッグポールがあれば、わんちゃんに外で少し待っていてもらうことも可能です。
その他にも、外でわんちゃんの体を洗う際にリードを短く調整すれば、動き回らずにじっとしてもらうこともできます。飼い主さんは洗濯物を干したり、ガーデニングをしたりと、愛犬と一緒に外に出て時間を共有したいという際にもぴったりです。
表札でおなじみの美濃クラフトにも、カラフルなドッグポールがあります。お庭のアクセントになりそうですね!
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このように、脱走防止のためのフェンスで囲まれていなくても、ちょっとした時間で、お庭で脱走の心配なく過ごしてもらいたいという際に、ドッグポールが活用できます。
あくまでも一時的にリードを繋いでおくことが主な用途であり、飼い主さんがそばで安全を守ってあげることが大切です。お庭に出て暑さ・寒さで体調を崩してしまわないようにも注意します。来客があって愛犬にお庭に出てもらうような場合にも、目を離さないよう室内から見守ってあげましょう。
ドッグポールの選び方
高さのあるドッグポールであれば、可愛らしいデザイン、おしゃれなデザインも多く、ご自宅の雰囲気に合ったドッグポールを設置すると、お庭にアクセントを加えることもできます。ドッグポールが目立たなくても良いという場合には、リードを繋ぐ部分だけが地面から出ているタイプや、打ち込む必要のない重りタイプがおすすめです。
またリードが引っ掛からないように周りに鉢植えや物干台など障害物がないようにしましょう。わんちゃんの動きが活発な場合は、障害物によって思わぬ事故につながりかねません。ドッグポールの中には、リードを繋ぐ部分が360度回転する物があります。これは、犬が動き回ってもリードを繋ぐ部分がくるくると回ることで、ドッグポールにリードが絡みにくいというメリットがあります。わんちゃんの性格に合わせてお選びください。
こちらはオンリーワンのドッグポールスタンド。スタイリッシュなデザインで、ガーデンライトのような印象ですね。リードをかける先端パーツが360度回転しますので、ひもが絡みにくい構造です。
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ドッグポールは、ほとんどがスチール製かステンレス製であり、スチール製は商品が比較的安価できます。ステンレス製は錆びたり腐ったりしにくいため、わんちゃんがおしっこをかけてしまうという場合でも耐久性は高いでしょう。
特に気をつけたい点としては、ドッグポールがどれほどの引っ張る力に耐えられるかどうかです。力の強い犬であれば、ドッグポールを壊したり、地面から引っこ抜いてしまったりすることも考えられます。基本的には、小型犬や中型犬の利用を想定している商品が多く、体重15kgまで、20kgまでなど商品ごとに定めてある適応体重の確認は必須です。
コンクリートやブロックにドッグポールを埋め込めば、そのまま土に埋め込む場合よりも抜ける可能性を低くすることができます。
壁に設置するリードフックも便利
お庭ではなく玄関先や軒下に愛犬を繋ぐ際には、壁に取り付ける「リードフック」もおすすめです。門柱にも追加で施工できますね。
ワンポイントとなるのでデザインにもこだわりたいところ。
ニッコーエクステリアのリードフックは、さらにこんなバリエーションも…
飼っているお宅も多い日本犬のシルエットがあるのが嬉しいですね!ぜひ門柱や外壁への取り付けをご検討ください。詳しい商品詳細はこちら≫ ニッコー・エクステリア「リード・フック」
リードフックがあれば、「お散歩から戻って犬の足を拭きたいけれど、玄関を開ける際に両手がふさがっている…」といった場合にも便利ですよね。また、わんちゃんを連れたお客様が立ち寄ってくれた際など、玄関先で少し話すような場合には、お客様に使っていただけるおもてなしアイテムになるのです。
デザインのバリエーションも豊富で、好みに合った物を選べる楽しさもあります。もちろん玄関先にドッグポールを設置するという方法もあり、可愛らしいデザインでお客様をお迎えすることもできるでしょう。
まとめ
一時的に愛犬のリードを繋ぐことができるドッグポールやリードフック。毎日たくさん使う物ではないかもしれませんが、お庭や玄関先にあると便利で、オープン外構でも安心して愛犬との時間を過ごせるでしょう。わんちゃんとの暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。ガーデニングも楽しみつつ、愛犬とも遊べるお庭づくりをお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。
この記事の監修者:DogHuugy
お泊り予約サイト「DogHuggy」や犬とのライフスタイルマガジン
「DogHuggy Magazine」の運営を担当する犬のプロが記事監修を行っています。
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