車庫入れが楽になるカーポートのある駐車スペースづくり
バックでの車庫入れが楽になる駐車スペースづくりについてご紹介いたします。

こんにちは。ガーデンプラスの中谷です。
最近は感染症予防の観点から、公共交通機関での移動を控えてお車でお出かけをされる方が増えたそうです。今まであまり乗っていなかった方やもともとお車の運転が苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、車の運転で一番緊張するシーンといえば車庫入れ。最近の車はバックモニターがついて車庫入れも随分楽になりましたが、自宅の駐車スペースであっても「やっぱり車庫入れは苦手!」という方も多いのではないでしょうか。
でもやっぱりお車でのお出かけは何かと便利なので、出来るだけストレスフリーに運転できるようになりたいですよね。お車をぶつけることなく車庫入れするには、駐車スペースから障害物をなくすことが一番の近道。
そこで今回は車庫入れが楽になるカーポートや、駐車スペースづくりのポイントについてご紹介いたします。
後方支持タイプのカーポート
車庫入れの際に一番気になるのが、カーポートの柱。特に2台用のカーポートは柱が片側に2本ずつ付いているので、2か所の柱を気にしなくてはなりません。ただ、よく見てみるとこのお宅のカーポート、道路側に柱がありません。
横から見るとこのようになっています。通常は前後バランスよく柱が付いていますが、こちらのカーポートは柱が後方に集約されていますね。使用したのは、YKKAP社のエフルージュツインEX 後方支持タイプ。駐車スペースの後方からカーポートの屋根を支えているので、バックで駐車スペースに車庫入れする際も柱が邪魔になりません。
上吊りタイプのカーポート
お次はこちらの上吊りタイプです。使用したのは三協アルミ社のダブルフェース。
先ほどのカーポートとの違いは、屋根材の支え方。こちらはカーポートの屋根を上から吊って支える上吊りタイプで、柱の位置は横や後ろなど自由にレイアウトができます。こちらのお宅では運転席からは見えにくい柱を横に持ってくることで、車庫入れの際に後方を気にしすぎなくて良くなりました。3本の強靭なアームで屋根を支えるダイナミックなデザインも人気のカーポートです。ご自身のお好みに合わせて、レイアウトを考えてみてくださいね。
左右どちらかに意識が集中できる片側支柱カーポート
こちらは通常4本で支えるところ、柱を片側に集中させたカーポートです。使用したのは、Value Select プレシオスポート。ガーデンプラスの姉妹店であるエクスショップが展開する、プライベートブランド商品を使いました。1台分のカーポートでは左右2本ずつ、合計4本の柱の存在を気にしながらの車庫入れになりますが、こちらのお宅のように柱を片側にまとめたことで車庫入れが楽になりました。
柱が片側になると強度の面で不安が出てきますが、着脱式のサポート柱をつければ風の強い日や雪の降る日も安心ですね。
梁を伸ばして駐車スペース外に柱を出したカーポート
こちらのお宅はカーポートの道路側右手の柱が1本ありません。でもよく見てみると、梁がアプローチをまたいで門柱の裏手に柱が伸びています。使用したのは、YKKAP社のエフルージュツイン梁延長タイプ。アプローチへの動線を確保するために梁を延長するレイアウトにしましたが、柱がなくなったことで結果としてお車も停めやすくなりました。伸びた梁はフレームエクステリアとして玄関の門の役割を担っているので、違和感なくおしゃれにまとまっています。
目地を活用したガイド
そして車庫入れしやすい駐車スペースづくりに欠かせないのが、駐車位置の目安となる線です。駐車スペースが広くても狭くても、駐車位置の目安となるラインが無いとお車を停めにくいですよね。そこでコンクリートの目地を活用して、車庫入れの際のガイドを設けてみてはいかがでしょうか?最近ではコンクリートのひび割れ防止のための目地にデザイン性を持たせる施工が増えてきていますが、プラスワンで駐車位置の目安となるようにレイアウトすると目標ができて便利です。今あるお車のサイズにぴったり合わせてしまうと、お車の買い替えの際にサイズが合わなくなってしまうので、ラインの入れ方は将来のことを考えながら設計士さんに相談するのがおすすめですよ。
いかがでしたでしょうか?
安全運転で自宅まで帰ってきたのに、最後の最後でお車をぶつけてしまうと悲しいですよね。そうならないために、カーポートの柱などの障害物を極力なくして、空間を広くとりましょう。バックでの入庫なら車止めやカーポートの柱につけるミラーもおすすめです。駐車スペースの工事をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

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最後までお読みいただきありがとうございます。車庫入れをスムーズにする駐車スペースのデザインをご提案します。お気軽にご相談ください。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
野菜や植栽の育て方、お庭の楽しみ方などを詳しくご紹介します。