インターロッキングの施工方法を徹底解説!デザイン性も機能性も抜群です
多彩なデザインと機能性の高さから人気のインターロッキング。今回はそんなインターロッキングの施工方法やこだわりについてご紹介いたします!

こんにちは。ガーデンプラスの中谷です。
早速ですが、こちらのお写真のボーターデザインが繊細な舗装面、何で施工されているか分かりますか?一見タイルのように見えますが、正解はインターロッキング。
インターロッキングとは、透水機能を持たせたコンクリートブロック同士の隙間に砂をかませて施工する方法で、身近な場所では街の遊歩道や公園に用いられています。公共性の高い場所は景観性だけでなく安全性も重視されるのですが、その両面を兼ね備えているのがインターロッキング。表面がザラザラしているので滑りにくく、透水性が高いため雨上がりの水はけも抜群です。さらには、ブロックの選び方によってタイルのようなエレガントな雰囲気にしたり、素朴でナチュラルなレンガに見せたり、デザインバリエーションの豊かさも人気の理由なんですよ。
最近ではネットの情報からインターロッキングの良さを知って施工をご依頼いただくことも増え、今まで以上に身近になりつつありますが、インターロッキングの施工法ってご存知ですか?実際に工事を依頼しないと、なかなか見る機会もないですよね。
そこで今回は、インターロッキングの施工方法についてご紹介いたします!
整地
まずは整地を行います。お写真で見える赤い糸のようなものは、施工箇所の目印のようなもの。設計図通りに仕上げるために、目印も慎重につけていきます。
そして、この後に砂やインターロッキングブロックを施工していくのですが、まわりの土地の高さに合わせてフラットに仕上がるように、施工後の土地の高さを計算して掘り進めます。施工場所の面積が大きい場合には重機を使いますが、今回のインターロッキングの施工箇所はアプローチだけなので地道に手作業で行います。
転圧
そしてこちらも基礎の作業として大切な転圧。砂利を敷いてから、重機を使ってベースになる土地を締め固めていきます。この転圧をすることで、長い年月が経ってもブロックが浮き沈みなく、歩行性の高い路面をキープしてくれるんですね。
砂入れ
転圧後、ブロックの下に敷くための砂を入れていきます。
先ほど、インターロッキングの特性として水はけの良さを挙げましたが、ブロックの孔を通り抜けた水をこの砂が吸水することで、舗装面の排水性を保ちます。タイルを施工する際は下地にコンクリートを打ちますので、インターロッキングはこの砂こそが特性といっても過言ではありません。ブロックをきれいに敷くために、しっかり平らにならしていきます。
ブロックの敷設
ここまで来て、やっとインターロッキングブロックが出てきます。
砂の上にブロックをバランス良く敷きますが、ただ敷くだけでは美しく見えないので、端の部分などは必要に応じてカットしてぴったりはめ込みます。私は作業風景を見ているだけで腰が痛くなってきました。。。
完成!
そして上からも砂をかけて隙間を埋めたら完成です!
インターロッキングブロックがずれないように、今回は地先ブロックをフレーム代わりに使っています。レンガを敷き詰めたような柔らかい色合いと、趣ある質感で素敵なアプローチになりましたね。実は変形のアプローチなので、ぴったりインターロッキングブロックが収まりません。手前の端の部分はカットしてきれいに収めているのですが、パズルが完成した時のようにピッタリ!滑りにくく水はけも良いので、毎日通る通路としての安全性も完璧です。DIYとはまた違った仕上がりに、お客様からも満足のお声を頂戴できました。
いかがでしたでしょうか?
エレガントにもカジュアルにも使えるインターロッキングをご紹介しました。お庭の安全性とデザイン性を両立できるので、人の目につく利用頻度の高い場所にもピッタリの施工方法です。デザインバリエーションはお庭の数だけありますので、自分らしさを表すための素材としてもぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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最後までお読みいただきありがとうございます。お庭の水はけの悪さでお悩みの方にも、インターロッキングはおすすめです。ぜひお気軽にご相談ください。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
野菜や植栽の育て方、お庭の楽しみ方などを詳しくご紹介します。