新しい施工方法のタイルデッキでお庭の楽しみ方が広がります!
技術の進歩により、施工方法が新しくなりバリエーションも増えたタイルデッキについてご紹介いたします!

こんにちは。ガーデンプラスの中谷です。
今回は、タイルデッキと人工芝で美しく生まれ変わったお庭のリフォーム例と、新しい施工方法のタイルデッキについてご紹介いたします。お写真にあるこちらのお宅の施主様はお庭の雑草にお悩みで、ガーデンプラスが開催するお庭の相談会にお越しくださいました。
10月に入り涼しくはなりましたがまだまだ雑草の生長が活発で、抜いても抜いてもあっという間に生えてきてしまいますよね。春からこの時期にかけては「お庭に緑は欲しいけれど、雑草の管理は極力手間を減らしたい。」そんなご相談を多く頂戴いたします。お庭に緑を残しながら雑草が生えないようにするために、一番おすすめしたいのが人工芝です。最近の人工芝は作り物感がなく、見た目は天然芝そっくり。人工芝を敷いただけでは芝生の隙間から雑草が生えてきてしまいますので、下地に敷く防草シートとセットでの施工がおすすめです。
こちらのお宅でも雑草対策とお庭の彩りを兼ねて、人工芝を施工いたしました。さらにお施主様が木目調のタイルデッキをご希望でしたので、掃き出し窓に面してデッキを設置。ナチュラルながらもどこか品のある印象に仕上がりましたね。
建物の水切り
最近ではタイルの種類も豊富で、高級感のある大理石調や砂っぽい質感のタイル、今回ご紹介したお宅のように木目調など、様々なタイルが販売されています。そしてタイルの種類だけでなく、タイルデッキの施工方法についても変わりつつあります。
フレームを組み立てて施工するウッドデッキと違い、タイルデッキは基礎にコンクリートブロックやモルタルを使って建物と隙間なく施工するので、お写真にある水切りの下までしか高さを出せないというデメリットがありました。水切りとは建物の外壁と基礎の隙間に水が入り込まないようにするための突起物で、雨水が窓枠をつたって外壁を汚したり、水が入り込むことで建物の基礎が傷まないようにするために、多くの建物に設置されています。
そのため、タイルデッキはこの水切りの下までしか施工できず、リビングとの段差が生まれてしまいましたが、技術の革新により、室内の床面と同じ高さで施工できるようになりました。
新しい工法のタイルデッキ
例えばLIXIL社のタイルデッキは、ウッドデッキと同じようにアルミ基礎構造を採用したために、水切りを回避して室内と床面の高さを合わせられるようになりました。
そしてワンタッチ施工なので、従来のタイルデッキに比べて施工期間も短くなります。さらに、フレームがあるからこその楽しみ方も広がりました。
照明を埋め込んだタイルデッキ
それがこちら。アルミ基礎構造を使った施工が可能になったことで隙間を作り、照明も埋め込めるようになりました。タイルの隙間から漏れ出る灯りが何とも幻想的で、静かな夜のお庭に映えますね。
室内との隔たりをなくすグレーチング
そしてもう一つ、室内の床面とデッキの高さを合わせる施工方法としては、タイルデッキ用のグレーチングを使用したものがあります。こちらのタイルデッキは従来のコンクリートブロックを基礎とする施工方法を用いましたが、タイルデッキ自体は建物の基礎と少し隙間を空けて水切りに干渉しないように設置し、最後に建物とデッキの隙間を埋めるためにグレーチングを使って室内とフラットに仕上げました。
いかがでしょうか。
タイルデッキならではの上質な質感が、高級感のある空間を生み出しています。デッキと室内の床面との段差もなく、外というよりもリビングの延長としてタイルデッキを使えるように仕上げました。
このように外構業界も企業努力により、日々進化をとげています。昔ながらの施工方法と新しい技術を織り交ぜながら、お客様にご満足いただけるお庭づくりを目指してまいります。お庭のお困りごとを解消するプチリフォームから新築外構一式まで、お庭のことならお気軽にご相談ください。

些細なことでも大歓迎!お気軽にお問い合わせください
お庭に関する事なら、ガーデンプラスへお任せください。ガーデンプラスは、全国で外構工事を手掛けるガーデンメーカーです。店舗でのご相談はもちろん、フォームやお電話からのお問い合わせも承っております。
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タイルデッキの隙間から漏れ出る灯りがとても素敵ですね!日が短くなってきたので、ライティングを使ってのお庭の模様替えもおすすめです。ガーデンプラスのHPやインスタもチェックしてみてくださいね♪
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
野菜や植栽の育て方、お庭の楽しみ方などを詳しくご紹介します。