ハロウィンにもぴったり!おすすめの寄せ植え草花
オレンジやブラックカラー、おばけやかぼちゃに似たシルエットの草花を取り入れて、ハロウィン仕様のお庭を楽しみましょう!

こんにちは!ガーデンプラスの中川です。
10月末にはハロウィンがやってきます!町もいつの間にかハロウィンの小物や飾りつけが目に付くようになりました。テーマパークやショッピングセンターをはじめ、日本でもハロウィンイベントが定着しつつありますね。
町がデコレーションされていると、自分の家でも季節の飾りつけを楽しんでみたいもの。
本日は今からでもお庭をハロウィンらしく演出できる、寄せ植えにおすすめの草花をご紹介いたします。鉢を増やしたくないという方は、植え替えしやすい花壇の手前スペースなどでも楽しめますよ!
定番のデコレーション、「おもちゃカボチャ」
ハロウィンといえばジャック・オ・ランタンと呼ばれるカボチャのおばけ。
本物の野菜のカボチャはもちろんですが、個性を演出するならちょっと奇妙なかたちの「おもちゃカボチャ」を飾るのもおすすめです。
花屋さんや雑貨屋さんなどでもたくさん売られているおもちゃカボチャは、「ペポカボチャ」というウリ科の品種のひとつで、観賞用のカボチャです。食用カボチャと比べると小ぶりで、ズッキーニなどと近い植物。ホワイト系やイエロー系、グリーン系など色も形も様々。種も売られているので育てることもできますが、実だけでも観賞期間が長いので、ガーデンテーブルやベンチに飾るとハロウィンらしいオブジェになります。
この時期たくさん売られているので、お好みの実を選ぶとよいですね。
おもちゃカボチャより更に小さい「パンプキンツリー」
こんな小さいカボチャのついた枝、ご覧になったことはありますでしょうか?こちらは「パンプキンツリー」と呼ばれる、小さなカボチャの実が枝に生ったような外見の植物です。イミテーションではなく、立派に植物として生きています。実は赤なすというナス科の仲間で、枝のままドライにして飾ることもできます。
最初は緑だった実が、熟すにつれてだんだんオレンジに変化していきます。実のサイズが小さいので、プランターの寄せ植えにもぴったりですね。この時期は苗でも売られていますが、実がしっかり重たいので、添え木をしてあげるほうが安心かもしれません。
色んな形と色の変化を楽しむ観賞用トウガラシ
秋冬には収穫をイメージさせる実ものの人気が高まりますが、手軽に植えるなら観賞用のトウガラシがおすすめ。
手に入りやすく丈夫なので、寄せ植え初心者の方にも楽しめます。観賞期間が長いこともおすすめの理由です。
上の写真は「五色トウガラシ」。色が次々変化していくタイプなので、ひとつの苗で様々な色味が楽しめます。形も、トウガラシらしい円錐型から丸いタイプまで様々あります。
こちらはハロウィンの時期に出回る、その名も「ハロウィン」という観賞用トウガラシの品種。
黒に近い紫の葉っぱと、オレンジから紫に変わっていく実は、まさしくハロウィンカラーですね。
お化けの顔みたい?華やかさをプラスするビオラやパンジー
ディズニーの映画「不思議の国のアリス」で、擬人化されたパンジーがしゃべるシーンをご存じの方、いらっしゃいますでしょうか?
ブロッチと呼ばれる、中心に入る模様がはっきりしている種類は特にお化けのお顔に見えてきませんか…?
冬の花壇に欠かせないビオラやパンジーも、10月から一般市場に出回ります。
この時期は特に色や形が豊富なので、寄せ植えのイメージに合わせてお好きな色や形を選ぶことができますよ。
脇役に植えるなら小ぶりのビオラがおすすめ。こちらも色々な種類があるので、お好きな色の組み合わせが楽しめます。
パンジーもビオラも丈夫で育てやすく、ボリュームが出ます。ハロウィンが終わっても冬を越し、気温が上がるまで花を咲かせ続けてくれます。その分栄養切れに注意することと、花びらがとても柔らかいのでナメクジやヨトウムシの被害に遭いがちです。虫除けの薬剤を撒いておくようにしてください。
キャンドルみたいなケイトウ
ケイトウとは「鶏頭」という漢字を書きますが、正に鶏のトサカのようなひだを作る種類もあれば、こういった槍のような穂のかたちものもあります。
上の写真は「キャンドル系」と呼ばれる円錐形の花穂を持つ品種のひとつ。様々な色の矮性のケイトウを密生させており、「ハッピーキャンドル」という名前で目にすることができます。色々な炎の集まりのようで可愛いですね。花穂が枯れてくると見た目がよくないので、切り戻しをしてあげてください。
次々と咲き続け、色も豊富なジニア
百日草の仲間の「ジニア」もこの時期が盛りの花。
ガーデニング用の背があまり高くならないものを「ジニア」と呼んでいて、オレンジやピンクのほか、グリーン系から色変わりするもの、一重咲き・八重咲きと様々です。百日草と呼ばれるだけあって次々咲き続けますが、ハロウィン用の寄せ植えに色を添える脇役としておすすめですよ。
寄せ植え作ってみました!
パンプキンツリーの写真のために苗を買うことにしたので、一緒に寄せ植えを作ってみました。ポット苗ごと次々に植えつけただけなのですが…ハロウィンらしさが出ているでしょうか?
寄せ植え内の植物は(中央)パンプキンツリー、(手前から反時計回りに)観賞用トウガラシ「ハロウィン」、ビオラ、千日小坊、スノードラゴン、コニファー「ブルーアイス」、コリウスとなっております。
スノードラゴンは夏用寄せ植えから植え替え、コリウスは差し芽で培養、コニファー「ブルーアイス」に至っては昨年のクリスマス寄せ植えからそのまま鉢に植えっぱなしというお手軽寄せ植えです。
最近は色や形も豊富で育てやすい苗がたくさん売られていますし、寄せ植えは庭木よりも手軽に季節感を演出することができます。植木鉢ならベランダや土間コンクリートのスペースの端っこ、玄関ポーチでも楽しめますので、植栽スペースが限られているという方にもおすすめ。
ぜひ季節を感じさせる草花を選んで、寄せ植えを楽しんでみてくださいね。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!ハロウィンが終わったらクリスマス・お正月用の苗に植え替える予定です。
ガーデンプラス本部
Web担当
中川知春
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