初めての方向けの天然芝のお手入れ方法をご紹介!芝生のあるおしゃれなお庭にしよう
お庭づくりで根強い人気を誇る芝生。今回は「天然芝」のお手入れ方法をご紹介します!

芝生はお手入れ次第で見栄えが変わります!
こんにちは。ガーデンプラス本部ブログ担当の中谷です。
外構づくりで根強い人気を誇るのが芝生のお庭。青々とした緑が広がるお庭は見ていて気持ちがいいですし、窓からの景観も優しくなって心が和みます。ただ、天然芝は植物ですので、「メンテナンスが大変そう」という不安のお声もよく聞こえてきます。もちろん一年中ほったらかし、という訳にはいきませんが、要点さえ抑えればあまり手間はかからず美しい芝生のお庭づくりが可能。今年こそは芝生のお庭にチャレンジしてみたい!という方はぜひご参考になさってください。
そこで今回は芝生のお手入れ方法をご紹介いたします。
■冬場の芝生のお手入れ
①冬の芝生のお手入れ
寒さの厳しい冬場は、特にお手入れの必要はありません。芝生として一般的なコウライシバやヒメコウライシバなどの日本芝は、冬場は休眠期間に入りますので、水やりもお天気任せで大丈夫です。
冬場に張ったばかりの芝生で起こりやすいのが、霜柱による根の傷み。霜柱に押し出されるような形で土から出てしまうことがあります。予防策としては芝生にあらかじめ不織布などをかけて、霜が降りるのを防ぐこと。それでも霜が降りてしまった場合には、霜が溶けるのを待ってから軽く踏んで土に戻してあげてください。凍ったまま踏んでしまうと霜で芝生の根を傷つけてしまいますので、必ず溶けてから行いましょう。
■暖かい季節の芝生のお手入れ
②夏場の芝生のお手入れ
夏は芝生が青々と美しく、一番きれいに映える季節ではありますが、お手入れとしても一番忙しくなります。特に真夏の暑い季節には、毎日の水やりが欠かせません。夕方に行えば打ち水効果も期待できますので、毎日の日課にしてしまいましょう。そして最も重要なことは、芝を刈ること。伸ばしたい長さの3割から5割程度に伸びたら刈るといわれていますが、あまり気にせずとにかく刈りましょう。刈ることで芝の密度も上がり、緑のじゅうたんのように美しい芝生になりますよ。
電動の芝刈り機があれば作業はとても楽になりますが、収納場所が無かったり芝生の面積が小さい場合は、ハンディタイプの芝刈り機でも大丈夫です。芝生はあまり肥料をあげなくても大丈夫ですが、より芝生をきれいに見せたい場合は夏場に肥料をまいてあげてください。芝生専用の肥料なら、配合も気にしなくていいのでお手軽です。均一にまかないと芝生に色むらが出てしまうので、まき方に注意してください。
そしてもう一つ作業として重要なのが、目土入れ。参考書の通りにしっかり行おうと思うと、とても重労働になります。そこでおすすめしたいのが、その都度砂を足す方法。サラサラの川砂をお庭の一角に用意しておいて、くぼみやハゲてしまっているところを見つけたらその都度砂を入れてあげて、後は足で軽くならしてください。これだけで補修は終わりです。
③エアレーション
エアレーションとは、芝生の根を切って根詰まりを解消する作業のこと。芝生の寿命はおよそ8年といわれていますが、寿命が近づくにつれてどんどん元気がなくなってきてしまいます。そこでローンスパイクなど専用の器具を使って根切りを行いましょう。温かく、芝生が生育している季節であればいつでも大丈夫。「元気がなくなってきたな?」と思ったら、肥料をあげる前にまずはエアレーションを行ってあげてください。
■それでもお手入れが大変と思ったら、メンテナンスいらずの人工芝!
「やっぱり芝生のお手入れをする自信がない」という方には人工芝がおすすめです。
下地に防草シートを敷いてあげれば、雑草の抑制にもなって一石二鳥。青々としたグリーンの芝生を眺めながら、お庭での憩いのひと時をお楽しみくださいね。

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中谷麻美
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