縁結びの木として愛される植栽
今日11月5日は縁結びの日。そこで今回は縁結びの木として愛される植栽をご紹介いたします!

こんにちは。ガーデンプラス本部ブログ担当の中谷です。
今日11月5日は縁結びの日。11(いい)5(ご)えんという日にちの語呂合わせから、島根県の神話の国・縁結び観光協会によって制定された記念日です。新暦でいう11月というのが、出雲大社に全国の神様が集まって縁結びなどの会議をするとされていることも由来のようです。これは旧暦でいう10月で、各地の神様が出雲大社に集結するためにいなくなることから神無月ともいわれていますね。一般的に縁結びというと男女の縁をむすぶものという印象が強いですが、恋愛以外に商売相手などの良縁も含めて人と人のよい繋がりを指すそうですよ。
日本には古来から縁結びの木として愛される樹木があるのをご存知でしょうか?そこで今回は縁結びの日にちなみ、縁結びにきくといわれる植栽をご紹介いたします!
①ナギ
ナギは神社の境内などでよく見られ、神聖な木として大切に崇められてきました。そのことからもスピリチュアルなパワーがある木としても有名です。なぜ縁結びの木とされるかというと、その秘密は葉っぱにあります。美しいグリーンにつややかな葉っぱが特徴のナギですが、葉がとても丈夫でちぎろうとしてもなかなかちぎることができません。そのことからもナギは縁の切れない葉っぱとして縁結びのお守りとされてきました。
ナギは日本に古くから自生する樹木ですので比較的育てやすく、つややかで鮮やかなグリーンの葉が室内でも映えるので近年では観葉植物としても人気です。ただ、もともと暖かい地域に自生していたため、寒さをとても嫌います。北海道や東北の寒さの厳しい地域に植える場合は地植えせずに鉢植えにして、冬場は室内に移してあげられるようにしましょう。
暖かい地域にお住まいの方で、地植えする予定の方は植える場所に要注意です。ナギは移植を嫌い、他の場所に植え替えてしまうとその後根付くことはほとんどありません。耐陰性はある程度ありますが、日中ずっと日が当たらない場所だと生育不良を起こします。お庭に地植えする場合は、植える場所をよく吟味してあげてくださいね。
②モッコク
アカマツ・イトヒバ・カヤ・イヌマキに続く江戸五木として和風テイストのお庭にぴったりの樹木です。モッコクの花言葉は「人情家」で、モッコクは古くから人間関係や情愛を「持つ(モツ)濃く(コク)」とされ、縁起が良く、良縁に恵まれる木として愛されてきました。春に白くてかわいらしい花が咲き、秋には真っ赤な実をつけます。開花時期はあまくいい香りがして心から癒され、真っ赤な実はお庭にかわいらしい小鳥を誘い込んでくれますよ。通常緑色の葉っぱも、日当たりなどの条件によって葉が赤く色づき、色鮮やかなグラデーションを楽しむことができるモッコク。季節によって表情がかわるので、お庭で四季の移り変わりを感じられます。
良縁を運んできてくれるナギとモッコク。お庭の彩りとして縁起木として、これからガーデニングをする方におすすめの植栽です。

些細なことでも大歓迎!お気軽にお問い合わせください
お庭に関する事なら、ガーデンプラスへお任せください。ガーデンプラスは、全国で外構工事を手掛けるガーデンメーカーです。店舗でのご相談はもちろん、フォームやお電話からのお問い合わせも承っております。
記事に関してのご質問は、外構のプロスタッフがお答えいたします。

最後までお読みいただきありがとうございます!ガーデンプラス公式インスタグラムのフォローもぜひお願いいたします♪お庭のことならガーデンプラスまでお気軽にご相談くださいね。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
野菜や植栽の育て方、お庭の楽しみ方などを詳しくご紹介します。