さりげないお庭の目隠し
快適な暮らしに欠かせないプライバシーの保護。そこで今回は気になる視線をさりげなく遮る目隠し方法をご紹介いたします!

今日9月28日はプライバシーデー。三島由紀夫の小説でプライバシーを侵害されたとして、有田八郎元外務大臣が作者と発行元を訴えていましたが、1964年のこの日に初めてプライバシーというものが争点となり、東京地裁がプライバシーの侵害を認める判決を出したことが由来となっています。その当時の日本ではプライバシーという言葉もあまり浸透されていませんでしたが、2005年に施行された「個人情報保護法」によってプライバシーへの関心が高まりました。
お庭に関して言えば、プライバシーの侵害になるのは外からの視線。暑さも落ち着き、窓を開けたりお庭で過ごす時間も増えたことで特に気になる時期ですよね。特に人通りの多い通りに面していると、お庭や室内への人目が気になります。でもガッチリとフェンスで囲ってしまうと圧迫感も出ますし、ご近所への閉鎖感が出ます。新築でお引越しをして、これからご近所との関係を築くにはマイナスイメージにもなりかねません。そこでおすすめしたいのが、さりげない目隠し。お庭のデザインの一部として目隠しを設けることで閉鎖的にならず、プライバシーにも配慮した素敵なお庭に仕上がります。
そこで今回はプライバシーデーにちなみ、さりげないお庭の目隠し方法をご紹介いたします。
お庭のおしゃれなデザインに積極的に取り込みたいのが角柱。こちらはマイティウッド社の角柱で、天然木のような色味と質感が魅力のエクステリアです。角柱は様々な用途で活用でき、こちらはお庭の目隠しとして設置しました。ほどよいスリットでお庭の閉塞感を感じさせず、おしゃれなアクセントとしても目を引きますね。植栽とセットで設置すると、美しくお庭をカモフラージュできますよ。
こちらは縦の格子がスタイリッシュな印象の目隠しフェンス。木調デザインではありますが、ダークブラウンで深みを出したのでナチュラルさはなく、落ち着きのあるモダンな印象です。ほどよいスリットで採光性と通風性にも配慮しました。お庭の快適さはそのままに、プライバシーを守るためのおすすめの目隠し方法です。
こちらはウッドデッキに設置された木調のデッキフェンス。ウッドデッキの色調に合わせてナチュラルカラーのデザインを取り入れました。ウッドデッキで過ごす憩いの時間も、まわりの視線が気になっては台無しですよね。デッキフェンスが気になる視線をしっかりカットし、木に包まれているような優しく温かみのある空間を作り出します。ウッドデッキを設置の際は、デッキフェンスについてもご検討ください。
こちらは塗り壁タイプの門柱。最近人気のオープン外構ですが、特にカーテンなどのない玄関は、出入りの際に室内が丸見えになるというデメリットもあります。そこでおすすめしたいのが、門柱による目隠し。玄関の正面に大きく設置することで、フェンスや門扉を設けず開放感を演出しながらも気になる視線は優しくカットします。デザインもシンプルにすることでお住まいとの一体感を出し、圧迫感のない仕上がりにしました。
横から見た門柱です。
前後にずらして設置することで奥行き感を演出し、玄関前にアプローチを設けつつも気になる視線は室内へ入り込まない工夫がされています。黒は存在感が大きく出がちですが、バイカラーに配色することでおしゃれな仕上がりになりました。さりげなさが素敵ですね。
こちらはタイルテラスに設置された目隠しのパネル。LIXIL社が展開するプラスGシリーズのGフレームという商品です。採光性の高さが魅力のパネルが、室内の明るさを保ちます。屋外ならではの心地よさと、自分だけのプライベート感を両立させました。すりガラス調のパネルで、向こう側が見えるようで見えない感じがいいですね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。ガーデンプラスでは目隠しのポイントリフォームを行っています。ぜひお気軽にご相談ください。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
野菜や植栽の育て方、お庭の楽しみ方などを詳しくご紹介します。