カーポートにも使われるポリカーボネートの魅力
カーポートなどの屋根材として使われるポリカーボネート。今回はポリカーボネートの魅力をご紹介いたします!

カーポートやテラス屋根でよく使われるポリカーボネート。ポリカーボネートとはアクリル板の20倍、ガラスの200倍の強度を誇り、ガラスのような透明度の高さが魅力の素材です。アクリルは紫外線による劣化がありますが、ポリカーボネートはその心配がありません。透明度と強度を兼ね備えた素材は意外と少ないんです。この強度の高さというのは弾力性のによるものなので加工の際も割れにくく、製品化しやすい特性を持っています。あまり馴染みのない素材かもしれませんが、活躍の場はエクステリアだけではありません。スマートフォンのカバーとして使われたり、アップル社のiphoneの本体にも一時期ポリカーボネートが使われていることがありました。特に最近よく見かけるのがポリカーボネート製の洗濯ばさみ。日当たりの良い場所で使われる洗濯ばさみは、紫外線による劣化で使っているうちに割れてしまいがちでした。このポリカーボネート製なら耐久性が高いので、簡単に割れることもなさそうですね。
このように最近では身近な日用品にも使われるようになったポリカーボネート。今回はエクステリアに使われるポリカーボネートの魅力と特徴をご紹介いたします!
こちらはクリアタイプのポリカーボネート。透過性が高く、向こう側の景色もそのまま見えますね。見た目には分かりませんが、エクステリアに使われるポリカーボネートは紫外線遮断率がほぼ100%なので、明るさを保ちながらも気になる紫外線はカットしてくれるんです。ポリカーボネート製のテラス屋根をつけると室内への紫外線量を軽減し、冷房効率もアップします。カーポートなら雨を防ぐだけでなく夏場の車内温度上昇を軽減し、大切なお車の紫外線による劣化を防いでくれますよ。
実際の施工例がこちら。
クリアタイプのカーポートなら、青々とした空が望む明るい駐車スペースに仕上がります。フレームの色調によって印象がガラリと変わりますね。こちらのお宅はダークブラウンのフレームを採用して、シックで落ち着きのある駐車スペースに仕上げました。
こちらはクリアマットタイプのポリカーボネートです。ブルーやグレーなど、色のついたタイプは直射日光を遮る効果が高いですが、室内に接する駐車スペースにつけると少しお部屋が暗くなるデメリットがあります。そんな時におすすめしたいのがすりガラス調のポリカーボネート。クリア素材に比べて遮熱効果が高く、室内や駐車スペースの明るさを保ちます。テラス屋根や建物に近い場所に設置するカーポートにおすすめですよ。
こちらが実際の施工のお写真。
駐車スペースがとても明るいですが、直射日光は遮ってくれるので夏場も車内の温度上昇は軽減されます。設置場所やトータルバランスを考慮して、ポリカーボネートの素材をお選びいただくと失敗しませんよ。
こちらはマットブルータイプのポリカーボネート。これは熱線吸収ポリカーボネートなので、一般のポリカーボネートに比べて遮熱効果がとても高くなっています。少し暗い印象ではありますが、体感温度もだいぶ変わりますよ。夏場は車内の温度が高くてエアコンで少し涼しくしないとなかなかお出かけが出来ませんが、熱線吸収タイプを設置すると夏場のお車でのお出かけもスムーズ。落ち着きのある色調で、モダンテイストやシックなお庭にはぴったりの素材です。
こちらがマットブルーの熱線吸収ポリカーボネート製のカーポート。
屋外ではそこまで暗い印象ではなく、日に当たった屋根材が優しいブルーで美しい印象ですね。実はカーポートは夏場だけでなく、冬場のフロントガラスの凍結も予防してくれます。一年を通して大活躍のカーポート。お庭のリフォームの際にぜひご検討ください。

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ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
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