お庭の目隠しにもおすすめ!落ち葉に困らない植栽、常緑樹3選のご紹介
秋から冬にかけて、お庭の落ち葉が気になりますよね。今回は落ち葉の掃除に手間がかからない、一年を通じて葉がついている植栽3選をご紹介いたします!

だんだん気温も落ち着き、秋めいてきましたね。つい最近まで真夏日が続いていましたが、季節の移り変わりはあっという間。夏場は鮮やかな緑でお庭を賑わせた植栽も、秋の足音が近くなるにつれて落ち葉が目立つようになります。特に落葉樹をお庭に植えているお宅は、落ち葉の掃除も一苦労ですよね。自宅のお庭にだけ落ちるなら多少放っておいても問題ありませんが、風に乗って落ち葉が飛んでしまうとご近所迷惑にもなります。
そこでおすすめしたいのが一年を通じて葉をつける常緑樹。その中でも落ち葉に困らないお庭にぴったりの植栽をご紹介いたします!
①シマトネリコ
シンボルツリーとして人気の高いシマトネリコ。美しく上品な佇まいと、軽やかで青々とした葉が人気の植栽です。常緑樹なので一年を通して葉をつけ、寒い時期になってもさみしい雰囲気になりません。病害虫にも強いので、枯れてしまうことも少ないようです。2~3年は剪定しなくても程よい大きさを保ちますが、シマトネリコは生長が早いので、大きくなり出したら剪定を行いましょう。生長が早い分失敗しても修正がききますが、放っておくと手の届かないところまで伸びてしまうこともありますので注意が必要です。冬場になっても落ち葉が落ちないのでお手入れの手間はかかりませんが、耐寒性は弱いため、寒くなる地域に植えると落ち葉が落ちることがありますのでご注意ください。
ナチュラルに茂るので、お庭の彩りやシンボルツリー、目隠しにもおすすめの植栽です。管理のしやすさも魅力の一つですので、植栽を育てる自信がない方もぜひチャレンジしてみてくださいね。
②ソヨゴ
こちらはソヨゴ。繊細な立ち姿と、色の濃い緑の葉が魅力の植栽です。初夏には小さな白い花を咲かせ、秋には赤くかわいらしい実をつけます。寒い冬場も青々とした葉をつけるので、落ち葉が気にならないお庭の彩りとしてピッタリです。耐寒性が強いので、冬支度をしなくても冬を越せますよ。ただ、直射日光に弱く、葉焼けを起こすことがありますので、西日が当たるような場所は避けて植えてあげてください。
こちらがソヨゴの実。緑の葉の間から覗く赤い実がとってもかわいらしいですね。この実は鳥が好むので、お庭にソヨゴを植えるとバードウォッチングも楽しめます。シマトネリコと違ってソヨゴは生長がゆっくりなので、大きさを整えるとう意味での剪定は必要ありません。なかなか大きくならないので、植える場合は最初から大きい木を選ぶといいですよ。風が吹くと葉が擦れあってそよそよと音がなることから名がついたソヨゴ。落ち葉を気にせず、お庭をゆっくり眺めて過ごす憩いのひと時のお供にもおすすめの植栽です。
③常緑ヤマボウシ
こちらは落葉樹のヤマボウシを品種改良して作られた常緑ヤマボウシ。黒い矢印で指してある植栽が常緑ヤマボウシです。流通しはじめたばかりの品種なので、まだあまり市場に出回っていません。常緑樹なので一年中葉が生い茂り、落ち葉を集める手間もかかりませんよ。
そして魅力はなんといってもこのお花。花びらに見える白い部分は総苞片という葉っぱで、中心部分が花にあたります。そして秋には濃いピンク色の実をつけ、また違った楽しみ方が味わえます。ヤマボウシは落葉高木のため大きくなりますが、常緑ヤマボウシは少し小さめ。落ち葉も気になりません。シンボルツリーとしてコンパクトに育てたい場合にもおすすめの植栽です。

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夏は雑草に秋は落ち葉。毎年手のかかるイメージですが、ちょっとした工夫でメンテナンスが楽になりますよ。お庭でのお困りごとはガーデンプラスまでお気軽にご相談ください。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
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