優しい色使いを感じるレンガを用いた外構デザイン
古くからヨーロッパを中心に使われてきた建築素材レンガ。今回はレンガを用いた外構デザインをご紹介いたします。

レンガとは粘土や泥を焼き固めた建築素材で、古くは紀元前3500年のメソポタミア文明でも使われてきた建築素材です。日本では幕末に工法が伝えられ、北海道の赤レンガ庁舎、横浜の赤レンガ倉庫、東京駅など明治から大正にかけての代表的な建造物にも多く用いられてきました。そんな古くから伝わる建築素材レンガですが、外構工事でも人気の素材の一つです。レンガの温かい印象を与える赤色は植栽の緑との相性も良く、お庭のアクセントや舗装素材など様々な利用方法があります。今回はそんなレンガを用いた外構デザインをご紹介。様々なバリエーションの中からお気に入りのアイテムを見つけてください。
■門柱
レンガといえばやはり建物のように積み上げて高さを出す工法を思い浮かべる方が多いと思います。外構では主に門柱や塀の素材としても活躍します。こちらの門柱はレンガを組み積んで作成いたしました。建物壁面のレンガ調タイルとの相性も良く、ヨーロピアンクラシックの風合いを醸し出してくれます。レンガの門や塀との相性のいいのは黒の鋳物風エクステリア。ポストの口金や表札、照明、門扉、フェンスなどレンガと隣接するエクステリアを鋳物風で揃えると統一感だけでなく高級感も生み出してくれるのでおすすめです。
こちらは同じレンガをあしらった門柱ですが、レンガを門柱のアクセントとして用いたデザインです。こちらも鋳物風の門扉を組み合わせて、カジュアルな雰囲気の門まわりに仕上げています。従来のレンガだけでなく、コンクリートのレンガ風化粧材なども多く発売されていますので、レンガ一辺倒でないデザインもできるようになりました。
■塀
こちらはレンガを使った塀のデザイン。塀は最近では採光性や通気性を考えてフェンスにするケースも多く見受けられます。レンガを塀に用いる場合は、フェンスの基礎部分にレンガを用いたりすることでデザインにとりいれつつも採光性、通気性を確保することができます。またこちらのように化粧窓やスリットを加えることも可能です。
■アプローチ
レンガの利用は積み上げるだけではありません。例えばアプローチの素材としても使用できます。コンクリートと合わせて舗装をすることもできますが、おすすめは他の舗装と組み合わせたデザイン舗装。こちらは洗い出しのアプローチの淵石としてレンガを使用しました。曲線のデザインがやさしく玄関まで導いてくれており、芝生やシンボルツリーとの相性も抜群です。
■階段の蹴上部分
意外と多く使われているのが階段の蹴上部分。コンクリートやブロックで造成されることの多い階段ですが、レンガを用いると階段自体も温かみのある美しいデザインに仕上げることができます。なお階段の蹴上は外構においては15~20センチが一般的なサイズ。レンガは長い面が約20センチ強ですので、必然的に縦に並べるデザインになります。
■花壇の縁石
花壇を造成する際もレンガは相性の良い素材です。学校や公共施設でも見られる赤一色のレンガの花壇もいいですが、最近は少し暗い色のレンガや、濃淡のあるレンガを組み合わせて花壇にする方法などが人気です。組み合わせ次第で雰囲気も大きく変わりますので家の雰囲気や植えたい植物の内容を考慮して素材をお選びください。
■コンクリートの目地
駐車スペースなど広い面積にコンクリートを打つと少し殺風景になりがちですが、レンガを用いると優しい雰囲気に仕上げることができます。アプローチや花壇などにレンガを用いれば全体の統一感も感じられ、駐車スペースもより一層華やかな場所に感じられます。目地自体も直線だけでなく、曲線や格子状など様々にデザインできますので、お車が無い時も素敵な場所に仕上げてください。

些細なことでも大歓迎!お気軽にお問い合わせください
お庭に関する事なら、ガーデンプラスへお任せください。ガーデンプラスは、全国で外構工事を手掛けるガーデンメーカーです。店舗でのご相談はもちろん、フォームやお電話からのお問い合わせも承っております。
記事に関してのご質問は、外構のプロスタッフがお答えいたします。

素材一つでお庭の雰囲気はガラッと変わります。外構の新築、リフォームをお考えなら是非ガーデンプラスまでお問い合わせください。素材選びから全体のデザインまでお客様に最適なご提案をいたします。
ガーデンプラス本部
Web担当
横田直哉
ガーデンプラスの魅力やキャンペーン情報、お庭づくりのポイントなどをわかりやすくお伝えいたします。