5月の植え付けがおすすめの野菜Vol.1
暖かい陽気が続き、お庭のお手入れもはかどる季節になりましたね。今回は今が植え時の夏野菜をご紹介いたします!

先週は寒暖差が激しく、お庭の寒さ対策も一苦労でしたね。体調は崩されていませんか?今週からは暑さが増し、真夏のような気候になります。まだ体が暑さに慣れていないので、お庭で作業される際は熱中症には十分注意しましょう。
さて、寒さも落ち着き、5月の今の時期は美味しい夏野菜の植え付け適期になります。植え付けができる野菜の種類も豊富です。ただ、梅雨時の影響を受けやすくもあります。植えるタイミングが遅くなると雨で多湿になり、病気にかかりやすくなりますので早めに植え付けましょう。ある程度育ってから梅雨を迎えれば、その後しっかり実をつけてくれますよ。
そこで5月の植え付けがおすすめの野菜を、2回にわたってご紹介いたします。今回は初心者にもおすすめの比較的育てやすい種類の野菜です。プランターを使ってベランダでも栽培可能。これから家庭菜園を始めてみたい方にもおすすめです。ぜひチャレンジしてみてください!
①ミニトマト
ビタミンCとカロテンが豊富で、リコピンによる美肌効果でも注目を集めるミニトマト。トマトと栽培方法は同じですが、管理のしやすさからもまずはミニトマトから始めることをおすすめします。もともと中南米の山岳地帯が原産のミニトマトは、日当たりのいい場所で水は少なめにして育てるのがおいしい実を作るコツ。地植えする場合は水はけのよさに配慮しましょう。プランターで育てる場合は、梅雨の時期は屋根の下に移してあげるといいですね。種からも栽培できますが、苗からの方が簡単に育てられます。苗を購入する際は、茎がしっかりしていて緑色が濃く、葉につやのあるものを選びましょう。
ある程度育ってきたら支柱を立てましょう。プランターの場合は栄養不足になりやすいので、わき芽(主枝の脇から生えてくる小さな芽)は摘み取った方が実がつきやすくなります。傷口から細菌が入らないよう、よく晴れた日に行いましょう。地植えの場合もわき芽を摘んであげた方が病気にかかりにくくなり、太陽の日がよくあたって実がよくつきます。そして実が膨らみ始めた頃に追肥してあげると、赤く美味しい実がなりますよ。
②ピーマン
ビタミンCやカロテンが豊富で、独特の苦みがあるピーマン。病害虫に強いので育てやすく、長期間にわたって収穫が楽しめる野菜です。トマト同様南米原産のため、過湿を大変嫌います。プランターで育てる場合は、深さの深いものを選びましょう。種から育てることも可能ですが、苗になるまでかなりの期間を要するので、初心者の方には苗からがおすすめ。茎がしっかりとしていて、お花が咲いているか咲く直前の苗を選びましょう。
ピーマンは多湿を嫌いますが、生育にはたくさんの水を必要とします。水やりの際の泥はねで病気にかからないよう、わらやマルチで根元を保護してあげましょう。植え付けて1週間ほどは毎日たっぷりお水をあげてください。特に夏場は朝と夕方2回水やりを行い、乾燥しないようにしてあげましょう。ある程度育ったら早い段階で支柱を立てて支えてあげるようにします。
最初の実がついたタイミングで追肥を行います。長期間収穫を楽しめますが、そのために肥料は欠かせません。化成肥料なら月に2回を目安に肥料切れを起こさないよう与えましょう。コンパニオンプランツとして、病害虫を避けるインゲンを一緒に植えると管理が楽になりますよ。
③シシトウ
シシトウは正式名称を獅子唐辛子といい、ビタミンCやカロテンの他、抗酸化作用の強い栄養素を含む野菜です。獅子の頭に形が似ていることからこの名がつけられました。ピーマンに見た目が似ていますが、少し小ぶりで細いのが特徴。ピーマン同様、独特の苦みを持っています。高温に強く、トウガラシの甘味種であるシシトウ。丈夫で育てやすく、10月頃まで長く収穫を楽しめますよ。
日を好みますので、日当たりの良い場所に植えましょう。種からも育てられますが、苗になるまで70日ほどかかるので、苗を購入された方が手軽で簡単に実がつきます。シシトウもピーマン同様、わらやマルチで保護して水を切らさないようにしましょう。シシトウの茎は細く弱いので、植え付けの時に支柱を立てます。
わき芽はこまめに摘み、実がつき始めたころから追肥を行います。実の大きさが5cmから7cmになったら収穫です。実がついたままにすると株が疲れてしまうので、早めに収穫してくださいね。追肥を続けて、長く収穫を楽しみましょう。

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暑い中の作業は大変ですが、うまく育てるとたくさん収穫できる夏野菜。比較的育てやすい品種が多いので、これから家庭菜園にチャレンジしてみたい方にもおすすめですよ。家庭菜園を楽しめるお庭のことならガーデンプラスまでお気軽にご相談ください。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
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