花粉症に効くハーブ
春の訪れとともにやってくるツライ花粉症。今回は花粉症の症状を和らげてくれるハーブをご紹介します。

気温も上がり、春が近づいてきましたね。ここ数日の暖かさで、気象庁による桜の開花宣言も発表されました。でも、春の訪れとともにやってくるのがツライ花粉症。今や全国民の4人に1人が花粉症といわれるほど、多くの方が辛い症状にお悩みです。鼻水やくしゃみ、目のかゆみなど日々の生活にも支障をきたします。薬で症状を抑えたり、マスクや眼鏡で花粉を防御したり。ただ色々対策はしてみても、なかなかすっきりとはいきませんね。そこで今回は少しでも症状を軽減するためのハーブをご紹介します。ハーブティーにして飲んだり、ハーブから抽出した精油でアロマを焚いたり、自然の力を使った花粉症の対策。今の対策のプラスαに取り入れてみてくださいね。
①ハーブティー
ハーブティーといえばリラックスタイムのお供という印象がありますが、実は体の不調を整えてくれる効果もあるんです。そもそも花粉症は、杉やヒノキなど植物の花粉などによって症状を引き起こします。原因は花粉というアレルゲンが体内に侵入した時にそれを排除するためにヒスタミンが放出され、くしゃみなどで体外へ出そうと体が反応して起こるもの。ハーブには抗アレルギー作用や抗ヒスタミン作用を持つものがありますので、ハーブティーを飲むことによって症状を軽減することができるのです。また花粉症の症状によるストレスで自律神経が乱れたり、免疫が下がるとより症状が悪化しますので、自律神経を整える目的での飲用も効果があります。花粉症に効くハーブティーをご紹介します。
ネトル ネトルは血液の汚れを浄化し、アレルギー体質を改善して症状を和らげる働きがあるとされるハーブティーです。味は緑茶に似ていてクセもなく、飲みやすさも◎。ハーブ初心者にも取り入れやすいハーブです。
エルダーフラワー 粘膜や毛細血管の炎症を鎮める働きがあるエルダーフラワー。くしゃみや鼻水など、花粉症の代表的な症状を和らげてくれます。ホットにして、湯気を吸いこむように飲むと効果的です。
ペパーミント 胃腸の調子を整えてくれるペパーミント。メントールのさわやかな香りで鼻づまりも軽減されます。さらに抗菌作用や抗炎症作用もあり、呼吸器系のトラブルにも効果的です。
カモミール 甘い香りで飲みやすいカモミール。抗ヒスタミン作用でアレルギー症状を軽減してくれます。気分をリラックスさせてくれる効果もあるので、寝る前のひと時にもおすすめです。
しそ 日本人に馴染み深いしそにも花粉症を軽減してくれる効果があります。特に最近ではシソジュースとしても売られ、効果はお墨付き。ご自宅の赤しそでも簡単に作ることができます。
②アロマテラピー
アロマテラピーは植物から抽出した精油を使い、直接体に入れず、精油による芳香で体の不調を取り除く方法です。アロマディフューザーやアロマポットで焚くのが一般的です。
ラベンダー 皮膚や粘膜の修復作用や抗アレルギー作用、抗炎症作用があるラベンダー。寝つきもよくなるので、お休み前のアロマにもおすすめですよ。
ペパーミント 鼻づまりや頭痛などの症状に効果のあるペパーミント。ペパーミントは蒸気による吸入がおすすめです。洗面器の半分ぐらいまで熱湯を入れ、ペパーミントの精油を1滴たらします。バスタオルを頭から被り、洗面器をおおうようにして蒸気をゆっくり吸い込みます。刺激が強いので、目は閉じておきましょう。そこまでの準備ができないときは、ペパーミントのガムでも効果がありますよ。
ユーカリ 殺菌作用を持ち、抗ウイルス、消炎作用に優れることから花粉症だけでなく風邪やインフルエンザにも効果を発揮します。ただ、刺激もつよいので乳幼児のいるお部屋では使わないよう注意してください。

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とても辛い花粉症ですが、おいしいハーブティーで乗り切りたいですね。お庭で育てられるハーブもたくさんありますので、ぜひチャレンジしてみてください。ハーブティーにもできるお庭の植栽のことなら、ガーデンプラスにご相談ください。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
野菜や植栽の育て方、お庭の楽しみ方などを詳しくご紹介します。