3月15日はいちごの日
明日3月15日はいちごの日です。今回はいちごの品種の違いや育て方をご紹介します!

明日3月15日はいちごの日!大人も子どもも大好きなフルーツ、いちご。数粒で一日分のビタミンCを摂取でき、かわいらしい見た目からも人気の果物です。人気者ゆえに品種改良も盛んで、日本で育てられているだけでも50種類以上の品種のいちごが存在するんです。以前は甘さや大きさを競うだけだったのが、今は白いいちごや桃の香りがするいちごなど、インパクトの強い品種も出ています。でもいちごは果物ではないってご存知ですか?果物は木になるもの、野菜は土になるものという定義に当てはめると、いちごは野菜になるんですね。スイカやメロンも同じ。ただ分かりにくいので、植物の定義上では野菜ですが流通上は果物です。
そしていちごの食べる赤い部分は実ではないんです。この部分は花托の発達した花の一部で、本当の果実はツブツブの黒い部分。そんなとても身近なのに知らないことも多いいちごですが、ご自宅でも栽培が可能です。プランターでも大丈夫。たくさんの品種が出ていますので、味や大きさなどお好みで選んでみてくださいね。
□いちごの育て方
1 長方形のプランターに市販の培養土を入れます。水はけのあまりよくないプランターを使う場合は、鉢底石を敷いてください。
2 苗を選びます。ちょうどこの時期に、ホームセンターなどでたくさんの品種の苗が売り出されます。選ぶポイントとしては、
・3枚の小葉の形がそろっていること
・葉の色が濃く、病気になっていないこと
・根がしっかり張っていること
を目安に選びましょう。そして、花が咲いているものを選ぶことも実をつけるポイントです。
3 土に植えます。植える際は浅く植え、根元の短い茎の部分が土の外に出るようにしましょう。植えたらたっぷりお水をあげます。いちごの実を美味しくするのに水は必要不可欠。乾燥させないよう注意しましょう。ただ、水をあげすぎても根腐れを起こす原因になりますので、ほどほどに。
4 お花が咲いたら受粉をしてあげましょう。受粉作業しなくても実はなりますが、このひと手間で実がしっかり育ちます。筆や綿棒で雄しべと雌しべの部分を軽く撫でて受粉します。
5 へたのあたりまで赤く色づいたら食べごろです。
いちごは連作を嫌いますので、一度育てたら2年以上はあけましょう。
最初にご紹介したようにたくさんの品種改良によってたくさんの種類のいちごが流通していますが、その中でも代表的な品種から近年になって開発された品種をご紹介します。
①あまおう
いわずと知れた人気の品種です。「あ」かい・「ま」るい・「お」おきい・「う」まいの頭文字をとって名付けられたあまおう。大きな実が特徴で、糖度も比較的高いです。特別糖度が高いわけではなく、酸味が少ないので甘く感じます。お店で並んでいるいちごの中でも大きな実が特別目を引く、人気の品種ですね。
②桃薫
聞きなれない名前ですが、こちらも近年の品種改良によりつくられた種類です。色はやや白みがかっていて、実は大きめ。一番の特徴はその香りです。普通のいちごとは全く違う、桃やココナッツを思わせる甘く芳醇な香り。桃のような香りがすることから、この名がつけられました。想像を大きく覆すいちご、一度は食べてみたいですね。
③白いちご
こちらは近年盛んになっている品種改良に一線を画すように生まれた品種です。初恋の香りやパールホワイトなど、白いいちごの中でもいくつもの品種が出ています。特にパールホワイトは見た目に反して、甘さもしっかりあります。糖度が高いというより、酸味が少ないので甘さをより感じる味わい。まだまだ高価で贈答品としてのイメージが強いですが、一度は味わってみたいですね。

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今が旬のいちご。お庭で育てて、採れたてを味わいたいですね。プランターでも育てられるので、ぜひチャレンジしてみてください。果物を育てるお庭のことなら、ガーデンプラスにご相談ください。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
野菜や植栽の育て方、お庭の楽しみ方などを詳しくご紹介します。