冬の花壇や菜園におすすめの土作りのコツ
お庭が寂しくなる冬の季節こそ、ガーデニングの花壇や野菜の菜園を休ませてあげられるチャンスです。今回は冬の季節を活用した土づくりをご紹介します。

寒い冬は色が少なく、なんとなくさみしくなるお庭。寒さもあって手つかずのままにになっていませんか?実はこの時期に花壇や菜園をしっかり休ませてあげると、花壇の土に力をつけることができ、美味しい野菜づくりや美しいお花の成長に繋がります。野菜もお花も土が要。今回は1月におすすめの、花壇や菜園の土づくりをご紹介します。しっかり下地をつくって、種まきの準備を行いましょう!これから始められる方も、2年目の野菜作りやガーデニングに失敗してしまった方も必見です。
土を掘り起こす前に、準備をしましょう。まずは道具の準備。スコップやシャベルなどの道具は病原菌予防や害虫の卵の混入を防ぐためにも、しっかり洗ってあるものを使います。園芸用シートや新聞紙、ふるいもあると便利ですよ。次に、大きなゴミや石を取り除きます。特にマルチングのフィルム、昨年植え付けた苗や種のネームプレート、ガーデンオーナメントは一度撤去し、広いスペースをあけて土づくりに専念する環境に整えましょう。
ここまで準備ができたら、土を掘り起こします。そして見える範囲の古根、茎や枯葉を取り除きましょう。土を深くから耕し、地中の土を均さずにぼこぼこにした状態で置いておきます。これは天地返しといって江戸時代から続く農業の基本の作業で、寒い外気に触れさせることで病原菌や害虫を駆除する目的で行います。天地返しは、地中に溜まりがちな堆肥を再び地表に戻すことで、土の状態を良くする効果もあるんですよ。この作業は冬の間、月一回程度、つまり1月から2~3回行うと効果的です。鉢植えやコンテナで育てる場合は、土をふるいにかけて更に古根やゴロ土を取り除き、水をたっぷりあげた後、天地返しを行います。水をあげる代わりに熱湯をかけると殺菌効果が高まります。
2月頃、植え付けや種まきを行う前の最後の作業の際に苦土石灰、堆肥、米ぬかなどを土に混ぜ込み、耕します。積雪地などでは雪の積もる前の11月下旬と、雪が解ける3月頃に行うと良いでしょう。プランターは使う土の量も少ないので、自分で土づくりをするより、あらかじめ必要な成分がブレンドされている市販の「野菜用培養土」 を使うのがおすすめです。これで冬場の作業は終了です。
ガーデニングや野菜作りが進むについてどんどん増えていくのが、道具。最初はスコップぐらいだったのが、家庭菜園をすると耕すためのクワが必要だったり、肥料や支柱やマルチなど、収納に幅をとるものが少しずつ増えていきます。そこであると便利なのが、物置。緑いっぱいでお庭が咲き乱れるお庭にもピッタリの小屋風の物置から、コンパクトなものまで最近発売されている物置はデザインも大きさも様々です。花壇や菜園の脇に設置すると作業もスムーズに進み、道具も傷みません。花壇や家庭菜園を行う際に、ご一緒に物置の設置を検討されてみてはいかがでしょうか。

些細なことでも大歓迎!お気軽にお問い合わせください
お庭に関する事なら、ガーデンプラスへお任せください。ガーデンプラスは、全国で外構工事を手掛けるガーデンメーカーです。店舗でのご相談はもちろん、フォームやお電話からのお問い合わせも承っております。
記事に関してのご質問は、外構のプロスタッフがお答えいたします。

1月から土づくりをしっかりして、今年は家庭菜園やガーデニングを成功させたいですね。ガーデニングや家庭菜園ができるお庭のことなら、ガーデンプラスにお任せください。
ガーデンプラス本部
Web担当
横田直哉
ガーデンプラスの魅力やキャンペーン情報、お庭づくりのポイントなどをわかりやすくお伝えいたします。