クリスマスツリーとは違う?日本のモミの木の特徴や魅力とは
クリスマスツリーの印象が強いモミの木ですが、日本に自生するモミの木は全く別の種類だと知っていましたか?今回は日本のモミの木の特徴や魅力をご紹介いたします。

クリスマスを彩るツリーと言えばモミの木。歌詞にもなっているので、ご存知の方も多いと思います。このモミの木、実は日本に自生する固有種であるのはご存知でしょうか?クリスマス発祥のヨーロッパに自生するヨーロッパモミとは厳密には品種が異なる日本のモミの木。今回はその特徴についてご案内いたします。
日本のモミの木は実は寒さに弱い
クリスマスに飾られるので冬のイメージの強いモミの木ですが、日本の固有種は寒さにそこまで強くありません。青森や北海道での自生はなく、現在確認されているのは秋田県北部。さらに暑さにもさほど強い植物ではなく、南限は屋久島で、沖縄県には自生していません。そんなモミの木ですが、都市近郊でも比較的目にしやすい木で、都内では高尾山にも多く自生しています。
モミの木は古くから日本で使用されきた樹木
クリスマスから連想する外国のイメージの強いモミの木ですが、日本の固有種ということもあり、寺社仏閣をはじめとして、古くから幅広い用途に使用されてきた樹木です。例えばお寺では塔婆の部材として使用され、また神社では神木としてまつられているところもあります。長野県の諏訪大社で行われる御柱祭りで使われるのもモミの木。10トン以上のモミの巨木が祭りで使用されます。
建築材としては姫路城の心柱としても使用されたモミの木。しかし他の木と比べ柔らかく植林技術も発達していないため、現在では一部の地域で内装材として使用される程度で、他の樹木ほど一般的ではありません。もちろん外構でもウッドデッキやフェンスとして使用されることはほとんどない素材です。
そんな日本のモミの木のおすすめスポットとは?
クリスマスとはまた違った歴史のあるモミの木は以下の場所で見ることができます。どちらもツリーとは違った魅力に溢れてますよ!
■三峰神社
埼玉県秩父市にある三峰神社では、境内に「えんむすびの木」としてモミの木が植えられています。そのモミの木は隣のヒノキと寄り添い、1本の木のように生えていることから良縁の祈願できる場所として親しまれています。パワースポットやメディアでも取り上げられることの多い三峰神社で、ツリーとは違ったモミの木の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
■京都府立植物園
京都市左京区の京都府立植物園でもモミの木が見られます。ここでは隣に生えたムクノキと交差して生えていることから、連理の枝として知られています。仲良く繋がった二つの木は三峰神社とはまた違った美しさを感じることができるでしょう。

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