日除けにもおすすめ！外壁に固定しない施工方法を使ったパーゴラデザインのテラス屋根設置工事

手に入れた念願のマイホーム。建物ばかりに目が行きがちで、お庭のことを忘れていませんか？予算的にもスケジュール的にも後回しにされがちな外構ですが、お住まいの見栄えは外構次第といっても過言ではありません。せっかくのお庭も土のままでは雨が降ると水たまりができて足元がぬかるんでしまいますし、こだわりのお住まいもなんだかさみしい雰囲気。

そこで今回はお庭を最大限に活用すべく、お庭にウッドデッキとテラス屋根を設置されたお宅のbefore afterをご紹介します。新築でお住まいをお考え中の方はもちろん、今のお庭に満足していない方も必見です！

こちらは従来のお庭。せっかくのスペースも生かしきれていない様子です。このままでは夏場は雑草が生い茂ってしまって、手間も労力もかかります。新築時に門柱やアプローチ、境界フェンスなどはお済みでしたが、お庭だけは土の状態のままでした。ご依頼いただいたのは外からの目線を防ぎつつ快適に過ごすことのできる屋根付きのスペース。そこでテラス屋根付きのウッドデッキをご提案しました。

こちらは一般的なテラス屋根の設置方法の例。写真のようにテラス屋根を固定するため、お住まいの外壁に直接設置する方法が主流です。テラス屋根自体はYKKAPやLIXILなど大手建材メーカーの商品ですので、適切な設計、手順で設置すれば、問題の無い商品です。しかし一部のハウスメーカー様との契約や保証の兼ね合いや、外壁がタイル製の場合はタイルの破損のリスクもあるため、テラス屋根の設置を諦めたという話もお聞きします。そんな大切なお住まいに手を加えず、テラス屋根の工事を行ったのが今回のお住まいです。

こちらはテラス屋根設置中の写真です。先ほどの写真と違い、外壁側にも２本の柱がついているのがわかりますでしょうか？実は今回ご契約頂いたこちらのお宅も外壁はタイル製。外壁に直接触れないよう、テラス屋根の標準パーツに加え、カスタマイズパーツと呼ばれるオプションの棒状のパーツを鳥居状に組み、直接建物に設置することなく自立式のテラス屋根として設置しました。今回のテラス屋根はYKKAP社のサザンテラスという商品。カスタマイズパーツもYKKAP社の商品で、同じ色と質感で合わせ、一体化のあるデザインに仕上げることができます。またオプション品は自由な設計ができる反面、正確な設計と施工の技術が問われます。寸分の狂いもなく設置ができれば、次はウッドデッキの設置に取り掛かります。

こちらがウッドデッキを設置したお庭のお写真。ウッドデッキの上には先ほどのテラス屋根があるので雨の日の心配もなく家事やお子様の遊び場として毎日フル活用いただけます。屋根にはシェードがついていますので、日差しの調整も自由に行うことができます。また周囲におおったフェンスが外からの視線を効果的にカット。開口部分があっては効果が半減してしまうので、半畳ほどの踊り場を設け、階段（段床）で出入りできる仕様にいたしました。デッキフェンスは目隠しだけでなく、お子さまの落下事故防止にも役立ちます。またデッキ下には防草シートと砂利を敷いているので、雑草のお手入れに労力を費やす必要はありません。